5.4. GCE イメージのプロジェクトグループへのコピー
GCE イメージを使用して、仮想マシン (VM) インスタンスを作成できます。
前提条件
- 作成したイメージの UUID (Universally Unique Identifier)。
- Image-builder サービス API エンドポイントへアクセスできる。
- ブラウザーから Google Cloud Shell にアクセスできる。
手順
- Images ダッシュボードから、作成したイメージの UUID イメージをコピーします。
- /composes/{composeId} API endpoint にアクセスします。
- Try it Out ボタンをクリックして composeId 文字列パスをアクティベートします。
-
API エンドポイントの
composes/{composeId}
フィールドに UUID を入力します。 Execute をクリックします。API エンドポイントは Response body にレスポンスを生成します。以下に例を示します。
{ "image_status": { "status": "success", "upload_status": { "options": { "image_name": "composer-api-03f0e19c-0050-4c8a-a69e-88790219b086", "project_id": "red-hat-image-builder" }, "status": "success", "type": "gcp" } } }
Response body フィールドから image_name および project_id をコピーし、Google Cloud Platform 環境からイメージにアクセスします。Response body:
"image_name": "composer-api-03f0e19c-0050-4c8a-a69e-88790219b086", "project_id": "red-hat-image-builder"
- ブラウザーから Google Cloud Shell にアクセスします。
Google Cloud Platform Project ID をデフォルトの GCP プロジェクトとして設定します。Google Cloud Platform ダッシュボード にアクセスすると、プロジェクトの製品 ID を確認できます。
$ gcloud config set project PROJECT_ID
- Authorize Cloud Shell ウィンドウプロンプトで Authorize をクリックし、認証情報を必要とする今回の呼び出しおよび今後の呼び出しを許可します。
gcloud コマンドを使用して、イメージをプロジェクトにコピーします。
$ gcloud compute images create MY_IMAGE_NAME \ --source-image-project red-hat-image-builder \ --source-image IMAGE_NAME
詳細は以下のようになります。
- MY_IMAGE_NAME は、インスタンスに指定した名前に置き換えます。
- red-hat-image-builder は Response body によって生成された project_id です。
- IMAGE_NAME は、Response body によって生成された image_name です。
検証
イメージが正常にプロジェクトにコピーされていることを確認します。
- Compute Engine / Images セクションにアクセスして、Google Cloud Platform UI を使用します。
Google Cloud Shell でコマンドを実行し、
gcloud
ツールを使用します。$ gcloud compute images list --no-standard-images