3.5.3. DB2 キャプチャーエージェントの設定パラメーター
Db2 では、IBMSNAP_CAPPARMS
テーブルにはキャプチャーエージェントの動作を制御するパラメーターが含まれています。これらのパラメーターの値を調整して、キャプチャープロセスの設定を調整すると、CPU の負荷を減らしながら許容レベルのレイテンシーを維持することができます。
注記
Db2 のキャプチャーエージェントパラメーターの設定方法に関する具体的なガイダンスは、本書の範囲外となります。
IBMSNAP_CAPPARMS
テーブルでは、CPU 負荷の削減に最も影響を与えるパラメーターは以下のとおりです。
COMMIT_INTERVAL
- キャプチャーエージェントがデータを変更データテーブルにコミットするまで待つ期間を秒単位で指定します。
- 値が大きいほど、データベースホストの負荷が減少し、レイテンシーが増加します。
-
デフォルト値は
30
です。
SLEEP_INTERVAL
- キャプチャーエージェントがアクティブなトランザクションログの最後に到達した後に、新しいコミットサイクルの開始まで待つ期間を秒単位で指定します。
- 値が大きいほど、サーバーの負荷が減少し、レイテンシーが増加します。
-
デフォルト値は
5
です。
関連情報
- キャプチャーエージェントパラメーターの詳細は、Db2 のドキュメントを参照してください。