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第7章 管理 CLI のコマンド履歴

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管理 CLI にはコマンド履歴の機能があり、これはアプリケーションサーバーインストールではデフォルトで有効になっています。履歴は、記録としてアクティブな CLI セッションの揮発性メモリーに保持され、ユーザーのホームディレクトリーに自動的に保存されるログファイルに .jboss-cli-history として追加されます。この履歴ファイルは、デフォルトで最大 500 個の CLI コマンドを記録するよう設定されています。履歴ファイルの場所と履歴エントリーの最大数は、EAP_HOME/bin/jboss-cli.xml ファイルでカスタマイズできます。

history コマンド自体は現在のセッションの履歴を返します。また、追加の引数を使用するとセッションメモリーの履歴を無効化、有効化、または消去します。また、管理 CLI にはキーボードの矢印キーを使用してコマンドおよび操作の履歴を移動できる機能も含まれています。

管理 CLI コマンド履歴の表示

管理 CLI の起動または履歴消去のコマンドの実行以降にメモリーに保存された CLI コマンドの履歴を表示します。

history

管理 CLI コマンド履歴の消去

セッションメモリーおよびユーザーのホームディレクトリーにある .jboss-cli-history ファイルから CLI コマンドの履歴を消去します。

history --clear

管理 CLI コマンド履歴の有効化

セッションメモリーと、ユーザーのホームディレクトリにある .jboss-cli-history ファイルに CLI コマンドを記録します。

history --enable

管理 CLI コマンド履歴の無効化

セッションメモリーや、ユーザーのホームディレクトリにある .jboss-cli-history ファイルに CLI コマンドを記録しないようにします。

history --disable
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