付録A リファレンス資料
A.1. 管理 CLI の起動時の引数
以下の表には、jboss-cli
スクリプトに渡して管理 CLI を起動できる引数が記載されています。
引数 | 説明 |
---|---|
--bind | CLI がバインドされるアドレスを指定します。指定のない場合、CLI は必要に応じて自動的にアドレスを選択します。 |
--command | CLI セッションで実行される単一のコマンドまたは操作を指定します。コマンドまたは操作の実行後、CLI はセッションを即座に終了します。 |
--command-timeout |
コマンドが完了するまで待機する最大時間。 |
--commands | CLI セッションで実行されるコマンドおよび操作のコンマ区切りリストを指定します。最後のコマンドの実行後またはコマンドが失敗した場合、CLI セッションが終了します。 |
--connect, -c |
CLI が起動時にコントローラーに接続するよう指示します。この引数を使用すると、後で |
--controller |
起動時に |
--echo-command | 非対話モードで実行されたコマンドの出力にプロンプトおよびコマンドが含まれるようにします。 |
--error-on-interact | 非対話モードでセキュリティー関連の入力のプロンプトを無効にします。CLI プロセスの続行に入力が必要な場合、プロセスは突然エラーによって終了されます。 |
--file | 非対話的に実行されるコマンドおよび操作 (1 行ずつ記述) が含まれるファイルへのパスを指定します。最後のコマンドの実行後またはコマンドが失敗した場合、CLI セッションが終了します。 |
--gui | コマンドラインインターフェースの上に構築された GUI を起動します。この GUI を使用した JBoss EAP 管理 CLI との対話はサポートされないため、設定の表示や CLI コマンドの構築のみに使用してください。 |
--help, -h | ヘルプメッセージを表示します。 |
--no-color-output | CLI 出力およびプロンプトのカラー出力を無効にします。 |
--no-local-auth | ファイルシステムを使用してトークンの交換によって管理されるサーバーへローカル実行されたことを CLI が実証できる、ローカル認証メカニズムを無効にします。 |
--output-json | 操作の応答を純粋な JSON 形式で表示します。デフォルトでは、操作の応答は DMR 形式で表示されます。 |
--password, -p |
コントローラーへの接続中に認証のパスワードを指定します。引数の指定がなく、認証が必須である場合、 |
--properties |
プロパティーと値のペアが含まれるプロパティーファイルへのパスを指定し、システムプロパティーを定義します。プロパティーファイルは標準の |
--timeout |
接続に成功するまで待機する時間をミリ秒単位で指定します。デフォルトは |
--user, -u |
コントローラーにユーザー認証が必要な場合にユーザー名を指定します。引数の指定がなく、認証が必須である場合、 |
--version | アプリケーションサーバーバージョンと環境情報を表示します。 |