第3章 JBoss EAP での Eclipse MicroProfile の管理
3.1. Eclipse MicroProfile OpenTracing 管理
3.1.1. MicroProfile Open Tracing の有効化
以下の管理 CLI コマンドを使用してサーバー設定にサブシステムを追加し、サーバーインスタンスに対して MicroProfile Open Tracing 機能をグローバルに有効にします。
手順
以下の管理コマンドを使用して
microprofile-opentracing-smallrye
サブシステムを有効にします。/subsystem=microprofile-opentracing-smallrye:add()
変更を反映するためにサーバーをリロードします。
reload
3.1.2. microprofile-opentracing-smallrye
サブシステムの削除
microprofile-opentracing-smallrye
サブシステムは、デフォルトの JBoss EAP 7.3 設定に含まれています。このサブシステムは、JBoss EAP 7.3 の Eclipse MicroProfile OpenTracing 機能を提供します。MicroProfile OpenTracing を有効にしてシステムメモリーやパフォーマンスが低下した場合は、microprofile-opentracing-smallrye
サブシステムを無効にすることができます。
管理 CLI で remove
操作を使用すると、指定のサーバーで MicroProfile OpenTracing 機能をグローバルに無効にできます。
手順
サブシステムを削除します。
/subsystem=microprofile-opentracing-smallrye:remove()
変更を反映するためにサーバーをリロードします。
reload
3.1.3. microprofile-opentracing-smallrye
サブシステムの追加
サーバー設定に追加することで、microprofile-opentracing-smallrye
サブシステムを有効化できます。管理 CLI で add
操作を使用して、指定のサーバーで MicroProfile OpenTracing 機能をグローバルに有効にします。
手順
サブシステムを追加します。
/subsystem=microprofile-opentracing-smallrye:add()
変更を反映するためにサーバーをリロードします。
reload
3.1.4. Jaeger のインストール
docker
を使用して Jaeger をインストールします。
前提条件
-
docker
がインストールされている。
手順
CLI で以下のコマンドを実行して
docker
を使用して Jaeger をインストールします。$ docker run -d --name jaeger -p 6831:6831/udp -p 5778:5778 -p 14268:14268 -p 16686:16686 jaegertracing/all-in-one:1.16