2.3. Satellite を使用した Red Hat Network Alert Notification Tool の設定
Red Hat デスクトップのパネルにある丸いアイコンである Red Hat Network Alert Notification Tool は、Red Hat Enterprise Linux 3 以降を実行しているシステムにおいて、お使いの RHN Satellite Server のカスタムチャネルから利用可能なアップデートを認識するように設定できます。RHN Satellite Server がこの機能をサポートするように設定されていることを確認する必要があります。(RHN Proxy Server は、クライアントまたはサーバーを変更せずにアプレットをサポートします。) Red Hat Network Alert Notification Tool を設定する手順は以下のとおりです。
- お使いの RHN Satellite Server がバージョン 3.4 以降であること、および Satellite に
rhns-applet
パッケージがインストールされていることを確認します。このパッケージは、バージョン 3.4 以降の RHN Satellite ソフトウェアチャネルから利用可能です。 - up2date を使用するか、Red Hat Network Tools ソフトウェアチャネルを通じて、
rhn-applet-actions
パッケージを取得します。Red Hat Network Alert Notification Tool でカスタムアップデートの通知を受け取るすべての Red Hat Enterprise Linux 3 以降のクライアントシステムに、パッケージをインストールします。クライアントシステムには、Management または Provisioning サービスレベルのエンタイトルメントが必要です。 - サテライトのバージョンの RHN Web サイト内で、各システムの System Details ページに移動し、RHN Applet 領域内のリンクをクリックして、Red Hat Network Alert Notification Tool を Satellite にリダイレクトします。
次回アプレットを起動すると新しい設定が適用され、RHN Satellite Server に接続してアップデートを探します。