2.2.3. 設定ファイルの手動更新


前のセクションで説明した GUI インターフェイスの代わりとして、ユーザーはアプリケーションの設定ファイルを編集して Red Hat Network Registration Client および Red Hat Update Agent を再設定することもできます。
RHN Proxy Server または RHN Satellite Server に接続しているクライアントシステムで Red Hat Update Agent を設定するには、(root として) /etc/sysconfig/rhn/up2date 設定ファイルの serverURL および noSSLServerURL 設定の値を編集します。デフォルトの Red Hat Network の URL を、RHN Proxy Server または RHN Satellite Server の完全修飾ドメイン名 (FQDN) に置き換えます。以下に例を示します。
serverURL[comment]=Remote server URL
serverURL=https://your_primary.your_domain.com/XMLRPC

noSSLServerURL[comment]=Remote server URL without SSL
noSSLServerURL=http://your_primary.your_domain.com/XMLRPC
警告
/etc/sysconfig/rhn/up2datehttpProxy 設定は、RHN Proxy Server を 参照しません。これは、クライアントのオプションの HTTP プロキシーを設定するのに使用されます。RHN Proxy Server が配置されている場合、httpProxy 設定は空白 (いずれの値も設定しない) でなければなりません。
クライアントシステムで Red Hat Enterprise Linux 3 以降を実行している場合は、このセクションをスキップしてください。
注記
クライアントシステムが新しい証明書を認識できるように、クライアントシステムではバージョン 2.7.11 以降の rhn_register を使用する必要があります。この RPM は、Proxy の up2date を実行した後、プロキシーシステムの /var/spool/up2date から利用できます。
RHN Proxy Server または RHN Satellite Server に接続しているクライアントシステムで Red Hat Network Registration Client を設定するには、(root として) /etc/sysconfig/rhn/rhn_register 設定ファイルの serverURL および noSSLServerURL オプションの値を編集します。デフォルトの Red Hat Network の URL を、RHN Proxy Server または RHN Satellite Server の完全修飾ドメイン名 (FQDN) に置き換えます。以下に例を示します。
serverURL[comment]=Remote server URL
serverURL=https://your_proxy_or_sat.your_domain.com/XMLRPC

noSSLServerURL[comment]=Remote server URL without SSL
noSSLServerURL=http://your_proxy_or_sat.your_domain.com/XMLRPC
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