2.2.4. サーバーフェイルオーバーの実装
up2date-4.2.38
以降、一連の RHN Server からアップデートを探すように Red Hat Update Agent を設定できます。これは、プライマリーの RHN Proxy Server または RHN Satellite Server がオフラインになる可能性がある場合に、継続的な更新を維持するのに特に役立ちます。
この機能を使用するには、まず、必要なバージョンの up2date を実行するようにしてください。次に、(root として) セカンダリーサーバーを
/etc/sysconfig/rhn/up2date
設定ファイルの serverURL および noSSLServerURL 設定に手動で追加します。プライマリーサーバーの直後に、セミコロン (;) で区切って Proxy または Satellite の完全修飾ドメイン名 (FQDN) を追加します。以下に例を示します。
serverURL[comment]=Remote server URL serverURL=https://your_primary.your_domain.com/XMLRPC; \ https://your_secondary.your_domain.com/XMLRPC; noSSLServerURL[comment]=Remote server URL without SSL noSSLServerURL=http://your_primary.your_domain.com/XMLRPC; \ https://your_secondary.your_domain.com/XMLRPC;
ここで指定した順序で、サーバーへの接続を試みます。必要な数のサーバーを含めることができます。中央の RHN Server もリストに含めることができます。ただし、これはクライアントシステムがインターネットにアクセスできる場合にのみ意味があります。