1.8. ハイパーバイザーのサポート
Red Hat OpenStack Platform は、
libvirt
ドライバー (コンピュートノード上で KVM をハイパーバイザーとして使用) または VMware vCenter ハイパーバイザードライバーと共に使用する場合のみがサポート対象となります。VMware vCenter ドライバーの設定については、『VMware 統合ガイド』を参照してください。現在サポートされている VMware の構成は、Red Hat OpenStack Platform と vCenter で、Neutron/NSX または Neutron/Nuage のいずれかの組み合わせで提供されるネットワークを使用します。Neutron/Nuage に関する詳しい説明は、https://access.redhat.com/articles/2172831 の記事を参照してください。
Ironic は、Red Hat OpenStack Platform 7 (Kilo) リリースから完全にサポートされています。Ironic により、一般的なテクノロジー (PXE ブートや IPMI) を使用したベアメタルマシンのプロビジョニングが可能となり、多様なハードウェアに対応する一方で、ベンダー固有の機能を追加するためのプラグ可能なドライバーをサポートすることができます。
Red Hat は、非推奨の VMware の「direct-to-ESX」ハイパーバイザーや KVM 以外の libvirt ハイパーバイザーなど、他の Compute 仮想化ドライバーに対するサポートは提供していません。