4.4.4. ユーザーイメージのインストール


  1. カスタマーポータル (ログインが必要) から Red Hat Enterprise Linux KVM ゲストイメージをダウンロードします。
  2. DIB_LOCAL_IMAGE をダウンロードしたイメージとして定義します。

    $ export DIB_LOCAL_IMAGE=rhel-8.0-x86_64-kvm.qcow2
  3. 登録情報を設定します。Red Hat カスタマーポータルを使用する場合には、以下の情報を設定する必要があります。

    $ export REG_USER='USER_NAME'
    $ export REG_PASSWORD='PASSWORD'
    $ export REG_AUTO_ATTACH=true
    $ export REG_METHOD=portal
    $ export https_proxy='IP_address:port' (if applicable)
    $ export http_proxy='IP_address:port' (if applicable)

    Red Hat Satellite を使用する場合には、以下の情報を設定する必要があります。

    $ export REG_USER='USER_NAME'
    $ export REG_PASSWORD='PASSWORD'
    $ export REG_SAT_URL='<SATELLITE URL>'
    $ export REG_ORG='<SATELLITE ORG>'
    $ export REG_ENV='<SATELLITE ENV>'
    $ export REG_METHOD=<METHOD>

    オフラインのリポジトリーがある場合には、DIB_YUM_REPO_CONF をローカルリポジトリーの設定として定義することができます。

    $ export DIB_YUM_REPO_CONF=<path-to-local-repository-config-file>
  4. diskimage-builder ツールを使用してユーザーイメージを作成します。

    $ disk-image-create rhel8 baremetal -o rhel-image

    このコマンドにより、カーネルは rhel-image.vmlinuz として、初期 ramdisk は rhel-image.initrd として、それぞれ抽出されます。

  5. イメージを Image サービスにアップロードします。

    $ KERNEL_ID=$(openstack image create \
      --file rhel-image.vmlinuz --public \
      --container-format aki --disk-format aki \
      -f value -c id rhel-image.vmlinuz)
    $ RAMDISK_ID=$(openstack image create \
      --file rhel-image.initrd --public \
      --container-format ari --disk-format ari \
      -f value -c id rhel-image.initrd)
    $ openstack image create \
      --file rhel-image.qcow2   --public \
      --container-format bare \
      --disk-format qcow2 \
      --property kernel_id=$KERNEL_ID \
      --property ramdisk_id=$RAMDISK_ID \
      rhel-image
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