検索

4.5. 複数のクラウドの設定

download PDF

Service Telemetry Framework (STF) の単一インスタンスをターゲットにするように複数の Red Hat OpenStack Platform クラウドを設定できます。

  1. 各クラウドで使用する AMQP アドレスのプレフィックスを計画します。詳細は、「「AMQP アドレスプレフィックスの計画」」を参照してください。
  2. メトリクスとイベントのコンシューマーである Smart Gateway を各クラウドに配備し、対応するアドレスプレフィックスをリッスンします。詳細は、「「Smart Gateway の導入」」を参照してください。
  3. 各クラウドがメトリクスやイベントを正しいアドレスで STF に送信するように設定します。詳細は、「「OpenStack 環境ファイルの作成」」を参照してください。

図4.1 STF に接続する Red Hat OpenStack Platform クラウド 2 つ

OpenStack STF の概要 37 0919 トポロジー

4.5.1. AMQP アドレスプレフィックスの計画

デフォルトでは、Red Hat OpenStack Platform ノードは、collectd および Ceilometer の 2 つのデータコレクターを使用してデータを受信します。これらのコンポーネントは、Telemetry データまたは通知をそれぞれの AMQP アドレス (例: collectd/telemetry) に送信します。ここで、STF Smart Gateway はこれらのアドレスをリッスンしてデータを監視します。

複数のクラウドをサポートし、どのクラウドが監視データを生成したかを識別するために、各クラウドがデータを固有のアドレスに送信するように設定します。クラウド識別子の接頭辞をアドレスの 2 番目の部分に追加します。以下のリストは、アドレスと識別子の例です。

  • collectd/cloud1-telemetry
  • collectd/cloud1-notify
  • anycast/ceilometer/cloud1-event.sample
  • collectd/cloud2-telemetry
  • collectd/cloud2-notify
  • anycast/ceilometer/cloud2-event.sample
  • collectd/us-east-1-telemetry
  • collectd/us-west-3-telemetry
Red Hat logoGithubRedditYoutubeTwitter

詳細情報

試用、購入および販売

コミュニティー

Red Hat ドキュメントについて

Red Hat をお使いのお客様が、信頼できるコンテンツが含まれている製品やサービスを活用することで、イノベーションを行い、目標を達成できるようにします。

多様性を受け入れるオープンソースの強化

Red Hat では、コード、ドキュメント、Web プロパティーにおける配慮に欠ける用語の置き換えに取り組んでいます。このような変更は、段階的に実施される予定です。詳細情報: Red Hat ブログ.

会社概要

Red Hat は、企業がコアとなるデータセンターからネットワークエッジに至るまで、各種プラットフォームや環境全体で作業を簡素化できるように、強化されたソリューションを提供しています。

© 2024 Red Hat, Inc.