4.4. Floating IP と DNS の統合


Networking サービス (neutron) と DNS サービス (設計) 間の統合により、Floating IP の作成時には常に DNS レコードセットを自動的に追加できます。

前提条件

  • 管理者がプロジェクトを作成し、管理者からクラウドにアクセスするための clouds.yaml ファイルが提供されている。
  • python-openstackclient パッケージがワークステーション上に存在する。

    $ dnf list installed python-openstackclient
  • クラウド管理者が、DNS 対応の Floating IP の作成時に使用するために必要な外部ネットワークを用意する。

手順

  1. システムの OS_CLOUD 変数がクラウドに設定されていることを確認します。

    $ echo $OS_CLOUD
    my_cloud

    必要に応じて変数をリセットします。

    $ export OS_CLOUD=my_other_cloud

    代わりに、openstack コマンドを実行するたびに --os-cloud <cloud_name> オプションを追加してクラウド名を指定することもできます。

  2. クラウド管理者が提供したゾーンと外部ネットワークを使用して、フローティング IP を作成します。

    この例では、クラウドユーザーがネットワーク publicexample-fip という DNS 名でフローティング IP を作成します。

    $ openstack floating ip create --dns-name example-fip \
    --dns-domain example.com. \
    public

検証

  • 作成した Floating IP の DNS サービスにレコードが存在することを確認します。

    この例では、DNS サービスは example.com. ゾーンに対してクエリーされます。

    $ openstack recordset list --type A example.com.

    出力例

    +---------------+--------------------------+------+-------------+--------+--------+
    | id            | name                     | type | records     | status | action |
    +---------------+--------------------------+------+-------------+--------+--------+
    | e1eca823-169d | example-fip.example.com. | A    | 192.0.2.106 | ACTIVE | NONE   |
    | -4d0a-975e-91 |                          |      |             |        |        |
    | a9907ec0c1    |                          |      |             |        |        |
    +---------------+--------------------------+------+-------------+--------+--------+
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