6.3. DNS リソースクォータをデフォルト値にリセットする


DNS サービス (designate) を使用して、Red Hat OpenStack Services on OpenShift (RHOSO) プロジェクトの DNS リソースクォータをデフォルト値にリセットできます。

前提条件

  • ワークステーションに oc コマンドラインツールがインストール済みである。
  • cluster-admin 権限を持つユーザーとして、RHOSO コントロールプレーンにアクセスできるワークステーションにログオン済みである。

手順

  1. ワークステーションから OpenStackClient Pod のリモートシェルにアクセスします。

    $ oc rsh -n openstack openstackclient
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  2. クォータをリセットするプロジェクトの ID を取得します。

    ID は後のステップに必要なので、覚えておいてください。

    $ openstack project list
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  3. プロジェクト ID を使用して、プロジェクトの DNS リソースクォータをリセットします。

    この例では、ID が ecd4341280d645e5959d32a4b7659da1 であるプロジェクトのクォータがデフォルト値にリセットされています。

    $ openstack dns quota reset \
    --project-id ecd4341280d645e5959d32a4b7659da1
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    成功した openstack dns quota reset コマンドからの出力はありません。

検証

  • プロジェクトの DNS リソースクォータがリセットされたことを確認します。

    $ openstack dns quota list --project-id ecd4341280d645e5959d32a4b7659da1
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    出力例

    +-------------------+-------+
    | Field             | Value |
    +-------------------+-------+
    | api_export_size   | 1000  |
    | recordset_records | 20    |
    | zone_records      | 500   |
    | zone_recordsets   | 500   |
    | zones             | 10    |
    +-------------------+-------+
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