検索

第15章 カスタム SSL 証明書の更新

download PDF

この章では、Satellite Server および Capsule Server でカスタム SSL 証明書を更新する方法について説明します。

15.1. Satellite Server でのカスタム SSL 証明書の更新

この手順を使用して、Satellite Server のカスタム SSL 証明書を更新します。

前提条件

  • 新しい証明書署名要求 (CSR) を作成し、それを認証局に送信して証明書への署名を依頼する必要があります。Server 証明書には、必要な値で X.509 v3 Key Usage および Extended Key Usage エクステンションが必要であるため、新しい CSR を作成する前に、Configuring Satellite Server with a Custom SSL Certificate ガイドを参照してください。送信すると、Satellite Server 証明書と CA バンドルが返却されます。

手順

  • 更新されたカスタム証明書を Satellite Server にデプロイする前に、カスタムの SSL 入力ファイルを検証します。katello-certs-check コマンドが正しく実行されるには、証明書のコモンネーム (CN) が Satellite Server の FQDN と一致する必要があることに注意してください。

    # katello-certs-check -t satellite \
    -b /root/satellite_cert/ca_cert_bundle.pem \
    -c /root/satellite_cert/satellite_cert.pem \
    -k /root/satellite_cert/satellite_cert_key.pem

    コマンドが正常に実行されると、以下の satellite-installer コマンドが返されます。このコマンドを使用して、更新された CA 証明書を Satellite Server にデプロイできます。

    # satellite-installer --scenario satellite \
    --certs-server-cert "/root/satellite_cert/satellite_cert.pem" \
    --certs-server-key "/root/satellite_cert/satellite_key.pem" \
    --certs-server-ca-cert "/root/satellite_cert/ca_cert_bundle.pem" \
    --certs-update-server \
    --certs-update-server-ca
重要

証明書のデプロイ後に証明書ファイルを削除しないでください。これらは Satellite Server のアップグレード時に必要です。

注記

別の証明書署名局により、新しいコンシューマーパッケージ katello-ca-consumer-latest.noarch.rpm が生成される場合は、Satellite Server に登録されたすべてのクライアントを更新する必要があります。

検証

  1. ローカルマシンから Satellite Web UI にアクセスします。たとえば、https://satellite.example.com からアクセスします。
  2. ブラウザーで、証明書の詳細を表示して、デプロイした証明書を確認します。
Red Hat logoGithubRedditYoutubeTwitter

詳細情報

試用、購入および販売

コミュニティー

Red Hat ドキュメントについて

Red Hat をお使いのお客様が、信頼できるコンテンツが含まれている製品やサービスを活用することで、イノベーションを行い、目標を達成できるようにします。

多様性を受け入れるオープンソースの強化

Red Hat では、コード、ドキュメント、Web プロパティーにおける配慮に欠ける用語の置き換えに取り組んでいます。このような変更は、段階的に実施される予定です。詳細情報: Red Hat ブログ.

会社概要

Red Hat は、企業がコアとなるデータセンターからネットワークエッジに至るまで、各種プラットフォームや環境全体で作業を簡素化できるように、強化されたソリューションを提供しています。

© 2024 Red Hat, Inc.