13.11. プッシュモードでのリモート実行ジョブ用の代替ディレクトリーを設定する
デフォルトでは、Satellite はプッシュモードでのリモート実行ジョブにホスト上の /var/tmp
ディレクトリーを使用します。ホスト上の /var/tmp
ディレクトリーが noexec
フラグ付きでマウントされている場合、Satellite はこのディレクトリー内のリモート実行ジョブスクリプトを実行できません。Satellite-installer を
使用して、プッシュモードでリモート実行ジョブを実行するための代替ディレクトリーを設定できます。
手順
ホスト上で、新しいディレクトリーを作成します。
# mkdir /My_Remote_Working_Directory
デフォルトの
/var/tmp
ディレクトリーから SELinux コンテキストをコピーします。# chcon --reference=/var/tmp /My_Remote_Working_Directory
新しいディレクトリーを使用するように Satellite Server または Capsule Server を設定します。
# satellite-installer \ --foreman-proxy-plugin-remote-execution-script-remote-working-dir /My_Remote_Working_Directory