13.24. 拡張 Cron 行の使用
リモート実行で cron ジョブをスケジュールする場合、拡張 cron 行を使用してジョブの頻度を指定できます。標準の cron 行には、分、時、日、月、曜日を指定する 5 つのフィールドが含まれています。たとえば、0 5 * * *
は毎日午前 5 時を表します。
拡張 cron ラインには次の機能があります。
#
を使用して、月の具体的な曜日を指定できます。以下に例を示します。
-
0 0 * * mon#1
は、毎月第 1 月曜日を指定します。 -
0 0 * * fri#3,fri#4
は、毎月第 3 金曜日と第 4 金曜日を指定します。 -
0 7 * * fri#-1
は、毎月最後の金曜日の 07:00 を指定します。 -
0 7 * * fri#L
も、毎月最後の金曜日の 07:00 を指定します。 -
0 23 * * mon#2,tue
は、毎月第 2 月曜日および毎週火曜日の 23:00 を指定します。
-
%
は、毎月 n 日を指定できます。以下に例を示します。
-
9 0 * * sun%2
は、隔週日曜日の 00:09 を指定します。 -
0 0 * * sun%2+1
は、奇数日の日曜日を指定します。 -
9 0 * * sun%2,tue%3
は、隔週日曜日と毎月第 3 火曜日を指定します。
-
&
を使用して、日付と曜日と一致する必要があることを指定できます。以下に例を示します。
-
0 0 30 * 1&
は、毎月 30 日の月曜日のみを指定します。
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