17.8. ログ情報を処理するためのユーティリティー
ログファイルから情報を収集して、Satellite のトラブルシューティングを行うことができます。
- sosreport
sosreport
コマンドは、実行中のカーネルバージョン、ロードされたモジュール、実行中のサービス、システムおよびサービス設定ファイルなど、Linux システムから設定および診断情報を収集します。さらに、バックエンドのサービスやタスクなど、Red Hat Satellite に関する情報も収集します。この出力は、/var/tmp/sosreport-XXX-20171002230919.tar.xz
にある tar ファイルに保存されます。詳細は、
sos report --help
を実行するか、Red Hat ナレッジベース の What is a sosreport and how can I create one? を参照してください。重要sosreport
コマンドは、情報を収集する際にパスワード、トークン、キーなどのセキュリティー情報を削除します。ただし、tar ファイルには依然として Satellite Server の機密情報が含まれる可能性があります。tar ファイルは、公開ターゲットではなく、対象とする受信者に直接送信してください。- foreman-tail
foreman-tail
コマンドは、Satellite のログをリアルタイムで表示します。詳細は、
foreman-tail(8)
の man ページを参照してください。