7.7. コンテンツライブラリーの定義
Satellite Server がソフトウェアを管理してホストに提供できるようにするには、リポジトリーを作成して同期する必要があります。
- Red Hat コンテンツ
サブスクリプションマニフェストは、Satellite Server がアクセスできる Red Hat リポジトリーを決定します。Red Hat コンテンツはすでに製品別に分類されています。
たとえば、Red Hat Enterprise Linux Server は Satellite では製品として扱われます。Red Hat Enterprise Linux Server 製品のリポジトリーには、さまざまなバージョン、アーキテクチャー、アドオンが含まれます。Red Hat リポジトリーを有効にすると、Satellite は関連する製品を自動的に作成します。
- その他のコンテンツソース
カスタムソースからコンテンツを配布するには、製品とリポジトリーを手動で作成する必要があります。他のコンテンツは、必要に応じてカスタム製品に分類できます。
たとえば、EPEL (Extra Packages for Enterprise Linux) 製品を作成し、それに "EPEL 9 x86_64" リポジトリーを追加できます。
リポジトリーを作成すると、環境に必要な特定のソフトウェアを選択できます。必要なリポジトリーのみを作成することで、不要なコンテンツのダウンロードを回避できます。
リポジトリーを同期すると、Red Hat CDN または別のソースからコンテンツが Satellite Server にダウンロードされます。同期されたコンテンツは Satellite Server に保存されるため、ホストがリポジトリーにアクセスする必要がなくなります。リポジトリーを手動で同期することも、同期プランを作成して定期的に同期を実行させることもできます。
関連情報
- リポジトリーの有効化と同期の手順などの詳細は、コンテンツの管理 の カスタムコンテンツのインポート を参照してください。