4.5. UEFI HTTP ブートプロビジョニングを使用したホストの作成


UEFI HTTP ブートを使用して、Satellite からホストをプロビジョニングできます。

Satellite Web UI の代わりに CLI を使用する場合は、CLI 手順 を参照してください。

前提条件

  • HTTP 起動要件を満たすようにしてください。詳細は、概要、概念、およびデプロイメントの考慮事項HTTP ブート を参照してください。

手順

  1. foreman-proxy-httpforeman-proxy-httpboot および foreman-proxy-tftp 機能を有効にします。

    # satellite-installer \
    --foreman-proxy-http true \
    --foreman-proxy-httpboot true \
    --foreman-proxy-tftp true
    Copy to Clipboard Toggle word wrap
  2. Capsule で TFTP および HTTPBoot 機能が認識されていることを確認します。Satellite Web UI で、Infrastructure > Capsules に移動し、Capsule をクリックして、認識されている機能のリストを表示します。不足している機能がある場合は、Refresh Features をクリックします。
  3. Capsule がプロビジョニングサブネットに関連付けられていることを確認します。Satellite Web UI で、Infrastructure > Subnets > Edit Subnet > Capsules に移動し、TFTP および HTTPBoot オプションの両方で Capsule を選択します。
  4. OK をクリックして保存します。
  5. Satellite Web UI で、Hosts > Create Host に移動します。
  6. Name フィールドには、ホストの名前を入力します。
  7. オプション: Organization タブをクリックし、要件に合わせて組織コンテキストを変更します。
  8. オプション: Location タブをクリックし、要件に合わせてロケーションコンテキストを変更します。
  9. Host Group リストから、ホストを割り当てるホストグループを選択します。そのホストグループがフォームに入力されます。
  10. Interfaces タブをクリックし、ホストのインターフェイスで Edit をクリックします。
  11. フィールドに値が投入されていることを確認します。特に以下に注意してください。

    • Satellite は新規ホストの IP アドレスを自動的に割り当てます。
    • MAC address フィールドには、ホストのプロビジョニングインターフェイスの MAC アドレスを入力します。これにより、PXE ブートプロセス中のホストが識別されます。
    • Host タブの NameDNS name になります。
    • Satellite が、ホストの最初のインターフェイスに ManagedPrimary、および Provision オプションを自動選択していることを確認します。選択されていない場合は、それらを選択してください。
  12. OK をクリックして保存します。別のインターフェイスを追加するには、Add Interface をクリックします。プロビジョニング および プライマリー には、インターフェイスは 1 つしか選択できません。
  13. Operating System タブをクリックして、すべてのフィールドに値が含まれていることを確認します。オペレーティングシステムの各要素を確認してください。
  14. PXE Loader のリストから Grub2 UEFI HTTP を選択します。
  15. オプション: Provisioning templateResolve をクリックし、新規ホストから使用する適切なプロビジョニングテンプレートを特定できることを確認します。

    プロビジョニングテンプレートの関連付けの詳細は、「プロビジョニングテンプレートの作成」 を参照してください。

  16. Parameters タブで、Add parameter をクリックします。名前が kt_activation_keys のパラメーターを追加し、string タイプを選択して、アクティベーションキーの名前を値として入力します。アクティベーションキーは、ホストと同じ組織に属している必要があります。複数のアクティベーションキーをコンマで区切って入力することもできます。
  17. Submit をクリックしてホストの詳細を保存します。

    ネットワークインターフェイスの詳細は、ホストの管理ネットワークインターフェイスの設定 を参照してください。

  18. ネットワークから UEFI モードで起動するようにホストを設定します。
  19. ホストを起動します。
  20. 起動メニューから、Kickstart default PXEGrub2 を選択します。

これで、ホストのエントリーおよび関連するプロビジョニングの設定が作成されます。これには、ベアメタルホストの UEFI ブートに必要なディレクトリーとファイルの作成も含まれます。物理ホストを起動して、ブートモードを UEFI HTTP に設定すると、ホストは定義済みの DHCP サービスを検出し、キックスタートツリーで Capsule の HTTP エンドポイントを受信して、オペレーティングシステムをインストールします。

インストールが完了すると、ホストはアクティベーションキーを使用して Satellite Server に登録され、Red Hat Satellite Client 6 リポジトリーから必要な設定および管理ツールがインストールされます。

CLI 手順

  1. foreman-proxy-httpforeman-proxy-httpboot および foreman-proxy-tftp true 機能を有効にします。

    # satellite-installer \
    --foreman-proxy-http true \
    --foreman-proxy-httpboot true \
    --foreman-proxy-tftp true
    Copy to Clipboard Toggle word wrap
  2. hammer host create コマンドでホストを作成します。

    $ hammer host create \
    --build true \
    --enabled true \
    --hostgroup "My_Host_Group" \
    --location "My_Location" \
    --mac "My_MAC_Address" \
    --managed true \
    --name "My_Host_Name" \
    --organization "My_Organization" \
    --pxe-loader "Grub2 UEFI HTTP"
    Copy to Clipboard Toggle word wrap
  3. hammer host interface update コマンドを使用し、ネットワークインターフェイスのオプションが設定されていることを確認します。

    $ hammer host interface update \
    --host "My_Host_Name" \
    --managed true \
    --primary true \
    --provision true
    Copy to Clipboard Toggle word wrap
  4. ネットワークから UEFI モードで起動するようにホストを設定します。
  5. ホストを起動します。
  6. 起動メニューから、Kickstart default PXEGrub2 を選択します。

これで、ホストのエントリーおよび関連するプロビジョニングの設定が作成されます。これには、ベアメタルホストの UEFI ブートに必要なディレクトリーとファイルの作成も含まれます。物理ホストを起動して、ブートモードを UEFI HTTP に設定すると、ホストは定義済みの DHCP サービスを検出し、キックスタートツリーで Capsule の HTTP エンドポイントを受信して、オペレーティングシステムをインストールします。

インストールが完了すると、ホストはアクティベーションキーを使用して Satellite Server に登録され、Red Hat Satellite Client 6 リポジトリーから必要な設定および管理ツールがインストールされます。

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