15.5. API を使用してホスト上のパッケージを管理する


Satellite API を使用して、ホスト上のパッケージをインストール、アップグレード、または削除できます。

以下の例では、katello_package_install アクションを使用してパッケージをインストールします。パッケージアクション katello_package_upgrade を使用してアップグレードしたり、katello_package_remove を使用してパッケージを削除したりすることもできます。

手順

  1. API リクエストのボディーを JSON 形式で指定します。以下に例を示します。

    {
      "job_invocation" : {
        "concurrency_control" : {
          "concurrency_level" : 100
        },
        "feature" : "katello_package_install",
        "inputs" : {
          "package" : "nano vim"
        },
        "scheduling" : {
          "start_at" : "2023-09-21T19:00:00+00:00",
          "start_before" : "2023-09-23T00:00:00+00:00"
        },
        "search_query" : "*",
        "ssh" : {
          "effective_user" : "My_Username",
          "effective_user_password" : "My_Password"
        },
        "targeting_type" : "dynamic_query"
      }
    }
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    この例では、次の重要な値を使用します。

    "job_invocation"
    API リクエストが含まれるオブジェクトを指定します。
    "concurrency_level"
    オプション。ジョブが同時に実行されるホストの数を制限します。
    "feature"
    実行するアクションを指定します。パッケージをインストールするには "katello_package_install"、パッケージをアップグレードするには "katello_package_upgrade"、パッケージを削除するには "katello_package_remove" を使用します。
    "package"
    アクションが実行されるパッケージを指定します。複数のパッケージは空白で区切ります。
    "scheduling"

    オプション。パッケージアクションを開始する時間の境界を指定します。

    • 一方または両方の境界を ISO 8601 形式で指定できます。
    • この時間までにパッケージアクションを実行できない場合、アクションはキャンセルされます。
    • 時刻を省略すると、デフォルトの 00:00:00 になります。
    • タイムゾーンを省略すると、デフォルトで UTC になります。
    "search_query"
    パッケージアクションを実行するホストを選択する検索クエリーを指定します。
    "ssh"
    オプション。SSH ユーザーの認証情報を指定します (そのユーザーとしてパッケージアクションを実行する場合)。
    "dynamic_query"

    オプション。"scheduling" オブジェクトを指定した場合、"targeting_type/dynamic_query" フィールドを指定して、ジョブの実行時に検索クエリーを評価できます。

    • これは、ジョブの実行時にクエリーが異なる結果を生成することが予想される場合に役立ちます。
    • このフィールドを省略すると、デフォルトの "static_query" が使用されます。
  2. 作成したボディーを含む POST リクエストを Satellite Server の /api/job_invocations エンドポイントに送信し、フォーマットされた応答を確認します。以下に例を示します。

    $ curl https://satellite.example.com/api/job_invocations \
    -H "content-type: application/json" \
    -X POST \
    -d @Path_To_My_API_Request_Body \
    -u My_Username:My_Password \
    | python3 -m json.tool
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検証

  • Satellite Web UI で、Monitor > Jobs に移動し、選択したホストでパッケージアクションを実行する、スケジュール済みまたは完了済みのリモート実行ジョブのレポートを確認します。
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