9.3. ホスト名と IP アドレスの難読化
Red Hat Lightspeed にホストデータをアップロードするときに、Red Hat Satellite を使用してホスト名と IP アドレスを難読化できます。難読化により、機密性の高い識別情報の公開を防止できます。
難読化設定が有効になっている場合、Satellite はホスト名と IP アドレスを難読化します。難読化設定が有効になっていて、ホストに独自の insights-client 難読化設定がある場合、Satellite はホストの設定を適用します。難読化設定が無効になっている場合、クライアントの insights-client で難読化が有効になっていない限り、Satellite はホスト名または IP アドレスを難読化しません。
デフォルトでは、ホスト上の insights-client が独自の設定で設定をオーバーライドしない限り、Satellite はグローバルの難読化設定を適用します。この手順では、Satellite が難読化設定をそのように適用するか説明します。
前提条件
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ホストに、
insights-clientがインストールおよび設定されている。
手順
- Satellite Web UI で、Red Hat Lightspeed > Inventory Upload に移動します。
- Obfuscate host names および Obfuscate host ipv4 addresses 設定を有効にして、Red Hat Hybrid Cloud Console に送信されるホスト名と IPv4 アドレスを難読化します。
検証
- Satellite Web UI で、Red Hat Lightspeed > Inventory Upload に移動します。
- Organization ドロップダウンメニューで、ホストデータをアップロードした組織を選択します。
- Download report をクリックして、Red Hat Lightspeed からホストインベントリーレポートをダウンロードします。
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ホスト名が
randomhostname.example.comで、IP アドレスが難読化されていることを確認します。