第114章 AclRule スキーマリファレンス


KafkaUserAuthorizationSimple で使用

AclRule スキーマプロパティーの全リスト

ブローカーが simple 認可を使用する場合に KafkaUser のアクセス制御ルールを設定します。

簡易認可を使用した KafkaUser 設定の例

apiVersion: kafka.strimzi.io/v1beta2
kind: KafkaUser
metadata:
  name: my-user
  labels:
    strimzi.io/cluster: my-cluster
spec:
  # ...
  authorization:
    type: simple
    acls:
      - resource:
          type: topic
          name: "*"
          patternType: literal
        operations:
          - Read
          - Describe
      - resource:
          type: group
          name: my-group
          patternType: prefix
        operations:
          - Read
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resource プロパティーを使用して、ルールが適用されるリソースを指定します。

簡易承認は、type プロパティーに指定される、以下の 4 つのリソースタイプをサポートします。

  • トピック (topic)
  • コンシューマーグループ (group)
  • クラスター (cluster)
  • トランザクション ID (transactionalId)

Topic、Group、および Transactional ID リソースでは、name プロパティーでルールが適用されるリソースの名前を指定できます。

クラスタータイプのリソースには名前がありません。

名前は、patternType プロパティーを使用して literal または prefix として指定されます。

  • リテラル (literal) 名には、name フィールドに指定された名前がそのまま使われます。
  • 接頭辞名では、name 値を接頭辞として使用し、名前がその値で始まるすべてのリソースにルールを適用します。

patternTypeliteral として設定されている場合、名前を * に設定して、ルールがすべてのリソースに適用されるように指示します。

simple 認可、ACL、およびサポートされるリソースと操作の組み合わせの詳細は、Authorization and ACL を参照してください。

114.1. AclRule スキーマのプロパティー

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プロパティープロパティータイプ説明

type

string ([allow、deny] のいずれか)

ルールのタイプ。現在サポートされているタイプは allow のみです。allow タイプの ACL ルールを使用すると、ユーザーは指定した操作を実行できます。デフォルト値は allow です。

resource

AclRuleTopicResourceAclRuleGroupResourceAclRuleClusterResourceAclRuleTransactionalIdResource

指定の ACL ルールが適用されるリソースを示します。

host

string

ACL ルールに記述されているアクションを許可または拒否するホスト。設定されていない場合は、デフォルトで * に設定され、すべてのホストからのアクションが許可または拒否されます。

operation

string ([Read、Write、Delete、Alter、Describe、All、IdempotentWrite、ClusterAction、Create、AlterConfigs、DescribeConfigs] のいずれか)

operation プロパティーは非推奨になったため、spec.authorization.acls[*].operations を使用して設定する必要があります。許可または拒否される操作。サポートされる操作: Read、Write、Create、Delete、Alter、Describe、ClusterAction、AlterConfigs、DescribeConfigs、IdempotentWrite、All

operations

string ([Read、Write、Delete、Alter、Describe、All、IdempotentWrite、ClusterAction、Create、AlterConfigs、DescribeConfigs] のうち 1 つ以上) 配列

許可または拒否する操作のリスト。サポートされる操作: Read、Write、Create、Delete、Alter、Describe、ClusterAction、AlterConfigs、DescribeConfigs、IdempotentWrite、All指定されたリソースで特定の操作のみが機能します。

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