第53章 EntityUserOperatorSpec スキーマリファレンス
EntityUserOperatorSpec スキーマプロパティーの全リスト
User Operator を設定します。
53.1. Logging リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
User Operator には設定可能なロガーがあります。
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rootLogger.level
User Operator では、Apachelog4j2 のロガー実装を使用しています。
Kafka リソースの entityOperator.userOperator フィールドの logging プロパティーを使用して、ロガーとロガーレベルを設定します。
ログレベルを設定するには、ロガーとレベルを直接指定 (インライン) するか、カスタム (外部) ConfigMap を使用します。ConfigMap を使用する場合、logging.valueFrom.configMapKeyRef.name プロパティーを外部ロギング設定が含まれる ConfigMap の名前に設定します。ConfigMap 内では、ロギング設定は log4j2.properties を使用して記述されます。logging.valueFrom.configMapKeyRef.name および logging.valueFrom.configMapKeyRef.key プロパティーはいずれも必須です。Cluster Operator の実行時に、指定された正確なロギング設定を使用する ConfigMap がカスタムリソースを使用して作成され、その後は調整のたびに再作成されます。カスタム ConfigMap を指定しない場合、デフォルトのロギング設定が使用されます。特定のロガー値が設定されていない場合、上位レベルのロガー設定がそのロガーに継承されます。ログレベルの詳細は、Apache logging services を参照してください。
ここで、inline および external ロギングの例を示します。inline ログでは rootLogger.level を指定します。特定のクラスまたはロガーを loggers プロパティーに追加することで、それらのログレベルを設定することもできます。
inline ロギング
オペレーターの問題を調査する場合、通常は rootLogger を DEBUG に変更して、より詳細なログを取得するだけで十分です。ただし、ログレベルを DEBUG に設定すると、大量のログが出力され、パフォーマンスに影響を及ぼす可能性があることに注意してください。
外部ロギング
ガベージコレクター (GC)
ガベッジコレクターのロギングは jvmOptions プロパティーを使用して 有効 (または無効) にすることもできます。