13.2. システムの推奨スワップ領域
スワップパーティションの適切なサイズは、最終的にはシステムメモリーの負荷量によって決まります。システムメモリー自体によって決まるわけではありません。次の表は、システムに搭載されている RAM の容量に基づくスワップパーティションの推奨最小サイズのガイドラインを示しています。通常、このサイズはインストール時に自動的に設定されます。
スワップパーティションのサイズは、インストール時に自動的に設定されます。ハイバネートを可能にするには、カスタムのパーティション分割段階でスワップ領域を編集する必要があります。
以下のガイドラインは、1 GB 以下など、メモリー容量の少ないシステムでは特に重要です。このようなシステムで十分なスワップ領域を割り当てられないと、システムが不安定になったり、インストールしたシステムが起動できなくなったりする可能性があります。
| システム内の RAM の容量 | 推奨されるスワップ領域 | ハイバネートを許可する場合に推奨されるスワップ領域 |
|---|---|---|
| 2 GiB 未満 | RAM 容量の 2 倍 | RAM 容量の 3 倍 |
| 2 GiB - 8 GiB | RAM 容量と同じ | RAM 容量の 2 倍 |
| 8 GiB - 64 GiB | 4 GiB 以上 | RAM 容量の 1.5 倍 |
| 64 GiB を超える場合 | ワークロードによる (最小 4 GiB) | ハイバネートは推奨されない |
スワップ領域を複数のストレージデバイスに分散させると、特に高速ドライブ、コントローラー、およびインターフェイスを備えたシステムで、スワップ領域のパフォーマンスが向上します。
スワップ領域として割り当てたファイルシステムおよび LVM2 ボリュームは、変更時に 使用しない でください。システムプロセスまたはカーネルがスワップ領域を使用していると、スワップの修正に失敗します。free コマンドおよび cat /proc/swaps コマンドを使用して、スワップの使用量と、使用中の場所を確認します。
スワップ領域のサイズを変更するには、一時的にシステムからスワップ領域を削除する必要があります。これは、swapoff コマンドを使用してファイルのスワップボリュームを無効にすることで行います。これは、実行中のアプリケーションが追加のスワップ領域に依存し、メモリーが不足する可能性がある場合に問題になる可能性があります。
大きなメモリー負荷やページのロックが原因でスワップを無効にする際に問題が発生する場合は、代わりにレスキューモードからスワップのサイズ変更を実行してください。ファイルシステムのマウントを求められたら、 を選択してください。