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5.8. 複数のモニタリング動作

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リソースエージェントが対応する範囲で一つのリソースに複数のモニタリング動作を設定することができます。これにより毎分、表面的なヘルスチェックを行ったり、徐々に頻度を上げてより正確なチェックを行うこともできます。

注記

複数のモニタリング動作を設定する場合は 2 種類の動作が同じ間隔で実行されないよう注意してください。
リソースに異なるレベルで徹底的なヘルスチェックに対応する追加モニタリング動作を設定するには OCF_CHECK_LEVEL=n オプションを追加します。
例えば、 以下のように IPaddr2 リソースを設定するとデフォルトでは 10 秒間隔でタイムアウト値が 20 秒のモニタリング動作が作成されます。
# pcs resource create VirtualIP ocf:heartbeat:IPaddr2 ip=192.168.0.99 cidr_netmask=24 nic=eth2 
仮想 IP で深さ 10 の異なるチェックに対応する場合は、次のコマンドを発行すると Packemaker で 10 秒間隔の通常仮想 IP チェックの他に 60 秒間隔の高度なモニタリングチェックが実行されるようになります。(説明されているように 10 秒間隔の追加モニタリング動作は設定しないでください。)
# pcs resource op add VirtualIP monitor interval=60s OCF_CHECK_LEVEL=10
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