検索

3.2.4. スタンバイモード

download PDF
次のコマンドでは指定したノードをスタンドバイモードにします。指定ノードはリソースのホストが行えなくなります。このノード上で現在実行中のリソースはすべて別のノードに移行されます。--all を使用すると全ノードがスタンバイモードになります。
リソースのパッケージを更新する場合にこのコマンドを使用します。また、設定をテストして実際にはノードのシャットダウンを行わずにリカバリーのシュミレーションを行う場合にも使用できます。
pcs cluster standby node | --all
次のコマンドは指定したノードのスタンバイモードを外します。コマンドを実行すると指定ノードはリソースをホストできるようになります。--all を使用すると全ノードのスタンバイモードを外します。
pcs cluster unstandby node | --all
pcs cluster standby コマンドを実行すると指定したノードでのリソースの実行を阻止する制約が追加されることになります。制約を取り除く場合は pcs cluster unstandby コマンドを実行します。このコマンドは必ずしもリソースを指定ノードに戻すわけではありません。最初にどのようにリソースを設定したかにより、その時点で実行できるノードに移動されます。リソースの制約については 6章リソースの制約 を参照してください。
Red Hat logoGithubRedditYoutubeTwitter

詳細情報

試用、購入および販売

コミュニティー

Red Hat ドキュメントについて

Red Hat をお使いのお客様が、信頼できるコンテンツが含まれている製品やサービスを活用することで、イノベーションを行い、目標を達成できるようにします。

多様性を受け入れるオープンソースの強化

Red Hat では、コード、ドキュメント、Web プロパティーにおける配慮に欠ける用語の置き換えに取り組んでいます。このような変更は、段階的に実施される予定です。詳細情報: Red Hat ブログ.

会社概要

Red Hat は、企業がコアとなるデータセンターからネットワークエッジに至るまで、各種プラットフォームや環境全体で作業を簡素化できるように、強化されたソリューションを提供しています。

© 2024 Red Hat, Inc.