18.6. デフォルト設定
libvirtd デーモン (libvirtd) を最初にインストールすると、NAT モードの最初の仮想ネットワークスイッチ設定が含まれます。この設定は、インストールしたゲストが、ホストの物理マシンを介して外部ネットワークと通信できるように使用されます。以下のイメージは、
libvirtd
におけるこの既定の設定を示しています。
図18.7 デフォルトの libvirt ネットワーク設定
![デフォルトの libvirt ネットワーク設定](https://access.redhat.com/webassets/avalon/d/Red_Hat_Enterprise_Linux-6-Virtualization_Administration_Guide-ja-JP/images/c5b7f28ca674f2c75d266dfe2978fb79/vn-08-network-overview.png)
注記
仮想ネットワークは、特定の物理インターフェイスに制限できます。これは、複数のインタフェースを持つ物理システムで役立つ場合があります (たとえば、
eth0
、eth1
、および eth2
)。これは、ルーティングモードおよび NAT モードでのみ役に立ち、新しい仮想ネットワークを作成する場合は、dev=<interface> オプション、または virt-manager で定義できます。