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14.15.2.9. snapshot-revert ドメイン

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指定したドメインを、snapshot で指定したスナップショットか、--current で指定した現在のスナップショットに戻します。
警告
これは破壊的なアクションであることに注意してください。最後にスナップショットを取得してからドメイン内に加えられた変更はすべて失われます。また、snapshot-revert の完了後のドメインの状態は、元のスナップショット取得時のドメインの状態であることに注意してください。
スナップショットを元に戻すには、次のコマンドを実行します。
# snapshot-revert domain {snapshot | --current} [{--running | --paused}] [--force]
通常、スナップショットに戻すと、ドメインはスナップショット作成時の状態のままになります。ただし、ゲスト仮想マシンの状態がないディスクスナップショットでは、ドメインは非アクティブの状態のままになります。--running または --paused のいずれかを渡すと、状態の変更 (非アクティブなドメインの起動や、実行中のドメインの一時停止など) が行われます。一時ドメインは非アクティブの状態にできないため、一時ドメインのディスクスナップショットに戻す場合には、このオプションのいずれかを使用する必要があります。
snapshot revertに追加の危険が伴う場合が 2 つあり、その場合は--force を使用して続行する必要があります。1 つ目は、設定を戻すための完全なドメイン情報がないスナップショットの場合です。libvirt は、現在の設定がスナップショット時の使用状況と一致することを証明できないため、--force を提供することで、スナップショットが現在の設定と互換性があることを libvirt に保証します (一致しないとドメインの実行に失敗する可能性が高くなります)。もう 1 つは、実行中のドメインから、既存のハイパーバイザーを再利用するのではなく、新しいハイパーバイザーを作成する必要があるアクティブなドメインに戻す場合です。これは、既存の VNC 接続または Spice 接続を壊すなどの欠点を意味するからです。これは、証明可能な互換性のない設定を使用するアクティブなスナップショットと、--start フラグまたは --pause オプションを組み合わせた非アクティブなスナップショットで発生します。
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