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9.4. Microsoft Azure のストレージパフォーマンスの最適化

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OpenShift Container Platform と Kubernetes は、ディスクのパフォーマンスの影響を受けるため、特にコントロールプレーンノードの etcd には、より高速なストレージが推奨されます。

実稼働の Azure クラスターとワークロードが集中するクラスターの場合、コントロールプレーンマシンの仮想マシンオペレーティングシステムディスクは、テスト済みの推奨最小スループットである 5000 IOPS/200MBps を維持できなければなりません。このスループットは、P30 (最低 1 TiB Premium SSD) を使用することで実現できます。Azure および Azure Stack Hub の場合、ディスクパフォーマンスは SSD ディスクサイズに直接依存します。Standard_D8s_v3 仮想マシンまたは他の同様のマシンタイプでサポートされるスループットと 5000 IOPS の目標を達成するには、少なくとも P30 ディスクが必要です。

データ読み取り時のレイテンシーを低く抑え、高い IOPS およびスループットを実現するには、ホストのキャッシュを ReadOnly に設定する必要があります。仮想マシンメモリーまたはローカル SSD ディスクに存在するキャッシュからのデータの読み取りは、blob ストレージにあるディスクからの読み取りよりもはるかに高速です。

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