15.2. レイテンシーテストの検出モードについて


検出モードでは、設定を変更せずにクラスターの機能を検証できます。既存の環境設定はテストに使用されます。テストは、必要な設定アイテムを見つけ、それらのアイテムを使用してテストを実行できます。特定のテストの実行に必要なリソースが見つからない場合、テストは省略され、ユーザーに適切なメッセージが表示されます。テストが完了すると、事前に設定された設定項目のクリーンアップは行われず、テスト環境は別のテストの実行にすぐに使用できます。

重要

レイテンシーテストを実行するときは、必ず -e DISCOVERY_MODE=true および -ginkgo.focus を適切なレイテンシーテストに設定してテストを実行してください。遅延テストを検出モードで実行しない場合、既存のライブクラスターパフォーマンスプロファイル設定は、テストの実行によって変更されます。

テスト中に使用されるノードの制限

-e NODES_SELECTOR=node-role.kubernetes.io/worker-cnf などの NODES_SELECTOR 環境変数を指定することで、テストが実行されるノードを制限できます。テストによって作成されるリソースは、ラベルが一致するノードに限定されます。

注記

デフォルトのワーカープールをオーバーライドする場合は、適切なラベルを指定するコマンドに -e ROLE_WORKER_CNF=<custom_worker_pool> 変数を渡します。

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