第10章 モニタリングダッシュボードの確認


OpenShift Container Platform 4.10 は、クラスターコンポーネントおよびユーザー定義ワークロードの状態を理解するのに役立つ包括的なモニタリングダッシュボードのセットを提供します。

Administrator パースペクティブを使用して、以下を含む OpenShift Container Platform のコアコンポーネントのダッシュボードにアクセスします。

  • API パフォーマンス
  • etcd
  • Kubernetes コンピュートリソース
  • Kubernetes ネットワークリソース
  • Prometheus
  • クラスターおよびノードのパフォーマンスに関連する USE メソッドダッシュボード

図10.1 Administrator パースペクティブのダッシュボードの例

ダッシュボード管理者のモニタリング

Developer パースペクティブを使用して、選択されたプロジェクトの以下のアプリケーションメトリクスを提供する Kubernetes コンピュートリソースダッシュボードにアクセスします。

  • CPU usage (CPU の使用率)
  • メモリー使用量
  • 帯域幅に関する情報
  • パケットレート情報

図10.2 Developer パースペクティブのダッシュボードの例

ダッシュボード開発者の監視
注記

Developer パースペクティブでは、1 度に 1 つのプロジェクトのみのダッシュボードを表示できます。

10.1. クラスター管理者としてのモニタリングダッシュボードの確認

Administrator パースペクティブでは、OpenShift Container Platform クラスターのコアコンポーネントに関連するダッシュボードを表示できます。

前提条件

  • cluster-admin クラスターロールを持つユーザーとしてクラスターにアクセスできます。

手順

  1. OpenShift Container Platform Web コンソールの Administrator パースペクティブで、Observe Dashboards に移動します。
  2. Dashboard 一覧でダッシュボードを選択します。etcdPrometheus ダッシュボードなどの一部のダッシュボードは、選択時に追加のサブメニューを生成します。
  3. 必要に応じて、Time Range 一覧でグラフの時間範囲を選択します。

    • 事前定義済みの期間を選択します。
    • 時間範囲 一覧で カスタムの時間範囲 を選択して、カスタムの時間範囲を設定します。

      1. From および To の日付と時間を入力または選択します。
      2. Save をクリックして、カスタムの時間範囲を保存します。
  4. オプション: Refresh Interval を選択します。
  5. 特定の項目についての詳細情報を表示するには、ダッシュボードの各グラフにカーソルを合わせます。
Red Hat logoGithubRedditYoutubeTwitter

詳細情報

試用、購入および販売

コミュニティー

Red Hat ドキュメントについて

Red Hat をお使いのお客様が、信頼できるコンテンツが含まれている製品やサービスを活用することで、イノベーションを行い、目標を達成できるようにします。

多様性を受け入れるオープンソースの強化

Red Hat では、コード、ドキュメント、Web プロパティーにおける配慮に欠ける用語の置き換えに取り組んでいます。このような変更は、段階的に実施される予定です。詳細情報: Red Hat ブログ.

会社概要

Red Hat は、企業がコアとなるデータセンターからネットワークエッジに至るまで、各種プラットフォームや環境全体で作業を簡素化できるように、強化されたソリューションを提供しています。

© 2024 Red Hat, Inc.