6.4. ユーザー定義プロジェクトのアラートルーティングの無効化
ユーザー定義プロジェクトのアラートルーティングを有効にしている場合は、これを無効にすることができます。これを実行することで、alert-routing-edit ロールを持つユーザーが Alertmanager でユーザー定義プロジェクトのアラートルーティングを設定できないようにします。
注記
ユーザー定義プロジェクトのアラートルーティングはデフォルトで無効になっています。この機能がまだ有効になっていない場合は、無効にする必要はありません。
前提条件
- ユーザー定義プロジェクトのモニタリングを有効にしている。
- ユーザー定義プロジェクトのアラートルーティングを有効にしている。
-
cluster-admin
ロールを持つユーザーとしてクラスターにアクセスできる。 -
OpenShift CLI (
oc
) がインストールされている。
手順
cluster-monitoring-config
ConfigMap
オブジェクトを編集します。$ oc -n openshift-monitoring edit configmap cluster-monitoring-config
data/config.yaml
のalertmanagerMain
キー配下でenableUserAlertmanagerConfig
の値をfalse
に変更します。apiVersion: v1 kind: ConfigMap metadata: name: cluster-monitoring-config namespace: openshift-monitoring data: config.yaml: | enableUserWorkload: true alertmanagerMain: enableUserAlertmanagerConfig: false 1
- 1
false
に設定されている場合、enableUserAlertmanagerConfig
パラメーターは、クラスター内のユーザー定義プロジェクトのアラートルーティングを無効にします。
- 変更を適用するためにファイルを保存します。ユーザー定義プロジェクトのアラートルーティングは自動的に無効になります。