7.2. クラスターモニタリングの設定


クラスターモニタリングスタック内の Prometheus コンポーネントのストレージ容量を増やすことができます。

手順

Prometheus のストレージ容量を拡張するには、以下を実行します。

  1. YAML 設定ファイル cluster-monitoring-config.yml を作成します。以下に例を示します。

    apiVersion: v1
    kind: ConfigMap
    data:
      config.yaml: |
        prometheusK8s:
          retention: {{PROMETHEUS_RETENTION_PERIOD}} 1
          nodeSelector:
            node-role.kubernetes.io/infra: ""
          volumeClaimTemplate:
            spec:
              storageClassName: {{STORAGE_CLASS}} 2
              resources:
                requests:
                  storage: {{PROMETHEUS_STORAGE_SIZE}} 3
        alertmanagerMain:
          nodeSelector:
            node-role.kubernetes.io/infra: ""
          volumeClaimTemplate:
            spec:
              storageClassName: {{STORAGE_CLASS}} 4
              resources:
                requests:
                  storage: {{ALERTMANAGER_STORAGE_SIZE}} 5
    metadata:
      name: cluster-monitoring-config
      namespace: openshift-monitoring
    1
    標準の値は PROMETHEUS_RETENTION_PERIOD=15d になります。時間は、接尾辞 s、m、h、d のいずれかを使用する単位で測定されます。
    2 4
    クラスターのストレージクラス。
    3
    標準の値は PROMETHEUS_STORAGE_SIZE=2000Gi です。ストレージの値には、接尾辞 E、P、T、G、M、K のいずれかを使用した単純な整数または固定小数点整数を使用できます。 また、2 のべき乗の値 (Ei、Pi、Ti、Gi、Mi、Ki) を使用することもできます。
    5
    標準の値は ALERTMANAGER_STORAGE_SIZE=20Gi です。ストレージの値には、接尾辞 E、P、T、G、M、K のいずれかを使用した単純な整数または固定小数点整数を使用できます。 また、2 のべき乗の値 (Ei、Pi、Ti、Gi、Mi、Ki) を使用することもできます。
  2. 保存期間、ストレージクラス、およびストレージサイズの値を追加します。
  3. ファイルを保存します。
  4. 以下を実行して変更を適用します。

    $ oc create -f cluster-monitoring-config.yaml
Red Hat logoGithubRedditYoutubeTwitter

詳細情報

試用、購入および販売

コミュニティー

Red Hat ドキュメントについて

Red Hat をお使いのお客様が、信頼できるコンテンツが含まれている製品やサービスを活用することで、イノベーションを行い、目標を達成できるようにします。 最新の更新を見る.

多様性を受け入れるオープンソースの強化

Red Hat では、コード、ドキュメント、Web プロパティーにおける配慮に欠ける用語の置き換えに取り組んでいます。このような変更は、段階的に実施される予定です。詳細情報: Red Hat ブログ.

会社概要

Red Hat は、企業がコアとなるデータセンターからネットワークエッジに至るまで、各種プラットフォームや環境全体で作業を簡素化できるように、強化されたソリューションを提供しています。

© 2024 Red Hat, Inc.