1.4. 新機能および機能拡張
今回のリリースでは、以下のコンポーネントおよび概念に関連する拡張機能が追加されました。
1.4.1. Red Hat OpenShift 分散トレース 2.8 の新機能および機能拡張
Red Hat OpenShift 分散トレースの本リリースでは、CVE (Common Vulnerabilities and Exposures) およびバグ修正に対応しています。
1.4.1.1. Red Hat OpenShift 分散トレースバージョン 2.8 のサポート対象コンポーネントバージョン
Operator | コンポーネント | バージョン |
---|---|---|
Red Hat OpenShift 分散トレースプラットフォーム | Jaeger | 1.42 |
Red Hat OpenShift 分散トレーシングデータ収集 | OpenTelemetry | 0.74.0 |
Tempo Operator | Tempo | 0.1.0 |
1.4.2. Red Hat OpenShift 分散トレース 2.7 の新機能および機能拡張
Red Hat OpenShift 分散トレースの本リリースでは、CVE (Common Vulnerabilities and Exposures) およびバグ修正に対応しています。
1.4.2.1. Red Hat OpenShift 分散トレースバージョン 2.7 でサポートされるコンポーネントのバージョン
Operator | コンポーネント | バージョン |
---|---|---|
Red Hat OpenShift 分散トレースプラットフォーム | Jaeger | 1.39 |
Red Hat OpenShift 分散トレーシングデータ収集 | OpenTelemetry | 0.63.1 |
1.4.3. Red Hat OpenShift 分散トレース 2.6 の新機能および機能拡張
Red Hat OpenShift 分散トレースの本リリースでは、CVE (Common Vulnerabilities and Exposures) およびバグ修正に対応しています。
1.4.3.1. Red Hat OpenShift 分散トレースバージョン 2.6 でサポートされるコンポーネントのバージョン
Operator | コンポーネント | バージョン |
---|---|---|
Red Hat OpenShift 分散トレースプラットフォーム | Jaeger | 1.38 |
Red Hat OpenShift 分散トレーシングデータ収集 | OpenTelemetry | 0.60 |
1.4.4. Red Hat OpenShift 分散トレース 2.5 の新機能および機能拡張
Red Hat OpenShift 分散トレースの本リリースでは、CVE (Common Vulnerabilities and Exposures) およびバグ修正に対応しています。
このリリースでは、OpenTelemetry プロトコル (OTLP) を Red Hat OpenShift 分散トレーシングプラットフォーム Operator に取り込むためのサポートが導入されています。Operator は OTLP ポートを自動的に有効にするようになりました。
- ポート 4317 は OTLP gRPC プロトコルに使用されます。
- ポート 4318 は OTLP HTTP プロトコルに使用されます。
このリリースでは、Kubernetes リソース属性を収集するためのサポートも、Red Hat OpenShift 分散トレースデータ収集 Operator に追加されています。
1.4.4.1. Red Hat OpenShift 分散トレースバージョン 2.5 でサポートされるコンポーネントのバージョン
Operator | コンポーネント | バージョン |
---|---|---|
Red Hat OpenShift 分散トレースプラットフォーム | Jaeger | 1.36 |
Red Hat OpenShift 分散トレーシングデータ収集 | OpenTelemetry | 0.56 |
1.4.5. Red Hat OpenShift 分散トレース 2.4 の新機能および機能拡張
Red Hat OpenShift 分散トレースの本リリースでは、CVE (Common Vulnerabilities and Exposures) およびバグ修正に対応しています。
このリリースでは、Red Hat Elasticsearch Operator を使用した証明書の自動プロビジョニングのサポートも追加されています。
- セルフプロビジョニング。これは、Red Hat OpenShift 分散トレーシングプラットフォーム Operator を使用して、インストール中に Red Hat Elasticsearch Operator を呼び出すことを意味します。このリリースでは、セルフプロビジョニングが完全にサポートされています。
- 最初に Elasticsearch インスタンスと証明書を作成してから、証明書を使用するように分散トレースプラットフォームを設定することは、このリリースのテクノロジープレビューです。
Red Hat OpenShift 分散トレーシング 2.4 にアップグレードする場合、Operator は Elasticsearch インスタンスを再作成します。これには 5 ~ 10 分かかる場合があります。その期間、分散トレースは停止し、使用できなくなります。
1.4.5.1. Red Hat OpenShift 分散トレースバージョン 2.4 でサポートされるコンポーネントのバージョン
Operator | コンポーネント | バージョン |
---|---|---|
Red Hat OpenShift 分散トレースプラットフォーム | Jaeger | 1.34.1 |
Red Hat OpenShift 分散トレーシングデータ収集 | OpenTelemetry | 0.49 |
1.4.6. Red Hat OpenShift 分散トレース 2.3.1 の新機能および機能拡張
Red Hat OpenShift 分散トレースの本リリースでは、CVE (Common Vulnerabilities and Exposures) およびバグ修正に対応しています。
1.4.6.1. Red Hat OpenShift 分散トレースバージョン 2.3.1 でサポートされるコンポーネントのバージョン
Operator | コンポーネント | バージョン |
---|---|---|
Red Hat OpenShift 分散トレースプラットフォーム | Jaeger | 1.30.2 |
Red Hat OpenShift 分散トレーシングデータ収集 | OpenTelemetry | 0.44.1-1 |
1.4.7. Red Hat OpenShift 分散トレース 2.3.0 の新機能および機能拡張
Red Hat OpenShift 分散トレースの本リリースでは、CVE (Common Vulnerabilities and Exposures) およびバグ修正に対応しています。
このリリースでは、Red Hat 分散トレースプラットフォーム Operator がデフォルトで openshift-distributed-tracing
namespace にインストールされるようになりました。この更新の前は、デフォルトのインストールは openshift-operators
namespace にありました。
1.4.7.1. Red Hat OpenShift 分散トレースバージョン 2.3.0 でサポートされるコンポーネントのバージョン
Operator | コンポーネント | バージョン |
---|---|---|
Red Hat OpenShift 分散トレースプラットフォーム | Jaeger | 1.30.1 |
Red Hat OpenShift 分散トレーシングデータ収集 | OpenTelemetry | 0.44.0 |
1.4.8. Red Hat OpenShift 分散トレース 2.2.0 の新機能および機能拡張
Red Hat OpenShift 分散トレースの本リリースでは、CVE (Common Vulnerabilities and Exposures) およびバグ修正に対応しています。
1.4.8.1. Red Hat OpenShift 分散トレースバージョン 2.2.0 でサポートされるコンポーネントのバージョン
Operator | コンポーネント | バージョン |
---|---|---|
Red Hat OpenShift 分散トレースプラットフォーム | Jaeger | 1.30.0 |
Red Hat OpenShift 分散トレーシングデータ収集 | OpenTelemetry | 0.42.0 |
1.4.9. Red Hat OpenShift 分散トレース 2.1.0 の新機能および機能拡張
Red Hat OpenShift 分散トレースの本リリースでは、CVE (Common Vulnerabilities and Exposures) およびバグ修正に対応しています。
1.4.9.1. Red Hat OpenShift 分散トレースバージョン 2.1.0 でサポートされるコンポーネントのバージョン
Operator | コンポーネント | バージョン |
---|---|---|
Red Hat OpenShift 分散トレースプラットフォーム | Jaeger | 1.29.1 |
Red Hat OpenShift 分散トレーシングデータ収集 | OpenTelemetry | 0.41.1 |
1.4.10. Red Hat OpenShift 分散トレース 2.0.0 の新機能および機能拡張
本リリースでは、Red Hat OpenShift Jaeger を Red Hat OpenShift 分散トレースとして再ブランディングしています。このリリースは、以下の変更、追加、および改善点で設定されています。
Red Hat OpenShift の分散トレースは、以下の 2 つの主要コンポーネントで設定されるようになりました。
- Red Hat OpenShift 分散トレースプラットフォーム: このコンポーネントは、オープンソースの Jaeger プロジェクト に基づいています。
- Red Hat OpenShift 分散トレースデータ収集: このコンポーネントは、オープンソースの OpenTelemetry プロジェクト に基づいています。
-
Red Hat OpenShift 分散トレースプラットフォーム Operator を Jaeger 1.28 に更新。今後、Red Hat OpenShift 分散トレースは
stable
Operator チャネルのみをサポートします。個別リリースのチャネルはサポートされなくなりました。 - OpenTelemetry 0.33 をベースとした、新しい Red Hat OpenShift 分散トレースデータ収集 Operator が導入されました。この Operator はテクノロジープレビュー機能である点に注意してください。
- OpenTelemetry プロトコル (OTLP) のサポートを Query サービスに追加されました。
- OpenShift OperatorHub に表示される新しい分散トレースアイコンが導入されました。
- 名前の変更および新機能に対応するためのドキュメントへのローリング更新が含まれます。
本リリースでは、、CVE (Common Vulnerabilities and Exposures) およびバグ修正にも対応しています。
1.4.10.1. Red Hat OpenShift 分散トレースバージョン 2.0.0 でサポートされるコンポーネントのバージョン
Operator | コンポーネント | バージョン |
---|---|---|
Red Hat OpenShift 分散トレースプラットフォーム | Jaeger | 1.28.0 |
Red Hat OpenShift 分散トレーシングデータ収集 | OpenTelemetry | 0.33.0 |