3.8. FirmwareSchema リソースについて


BIOS 設定は、ハードウェアベンダーやホストモデルによって異なります。FirmwareSchema リソースは、各ホストモデル上の各 BIOS 設定のタイプおよび制限が含まれる読み取り専用リソースです。データは BMC から Ironic に直接取得されます。FirmwareSchema を使用すると、HostFirmwareSettings リソースの spec フィールドに指定できる有効な値を特定できます。FirmwareSchema リソースには、その設定および制限から派生する一意の識別子があります。同じホストモデルは同じ FirmwareSchema 識別子を使用します。HostFirmwareSettings の複数のインスタンスが同じ FirmwareSchema を使用する可能性が高いです。

表3.4 FirmwareSchema 仕様
パラメーター説明
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<BIOS_setting_name>
  attribute_type:
  allowable_values:
  lower_bound:
  upper_bound:
  min_length:
  max_length:
  read_only:
  unique:

spec は、BIOS 設定名と設定の制限で設定される単純なマップです。フィールドには以下が含まれます。

  • attribute_type: 設定のタイプ。サポートされるタイプは以下のとおりです。

    • 列挙
    • 整数
    • 文字列
    • Boolean
  • allowable_values: attribute_typeEnumeration の場合の、許可される値のリスト。
  • lower_bound: attribute_type整数 の場合の下限値。
  • upper_bound: attribute_type整数 の場合の上限値。
  • min_length: attribute_type文字列 の場合に、値が取ることのできる最も短い文字列の長さ。
  • max_length: attribute_type文字列 の場合に、値が取ることのできる最も長い文字列の長さ。
  • read_only: 設定は読み取り専用で、変更することはできません。
  • unique: 設定はこのホストに固有のものです。
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