6.2. ユーザー定義プロジェクトのアラートルーティングの有効化
ユーザー定義プロジェクトのアラートルーティングを有効にできます。これを実行することで、alert-routing-edit ロールを持つユーザーが、Alertmanager でユーザー定義プロジェクトのアラートルーティングおよびレシーバーを設定できるようにします。
前提条件
- ユーザー定義プロジェクトのモニタリングを有効にしている。
-
cluster-admin
ロールを持つユーザーとしてクラスターにアクセスできる。 -
OpenShift CLI (
oc
) がインストールされている。
手順
cluster-monitoring-config
ConfigMap
オブジェクトを編集します。$ oc -n openshift-monitoring edit configmap cluster-monitoring-config
enableUserAlertmanagerConfig: true
をdata/config.yaml
のalertmanagerMain
キーの下に追加します。apiVersion: v1 kind: ConfigMap metadata: name: cluster-monitoring-config namespace: openshift-monitoring data: config.yaml: | enableUserWorkload: true alertmanagerMain: enableUserAlertmanagerConfig: true 1
- 1
true
に設定すると、enableUserAlertmanagerConfig
パラメーターはクラスター内のユーザー定義プロジェクトのアラートルーティングを有効にします。
- 変更を適用するためにファイルを保存します。ユーザー定義プロジェクトのアラートルーティングは自動的に有効にされます。