This documentation is for a release that is no longer maintained
See documentation for the latest supported version 3 or the latest supported version 4.第10章 Kibana を使用したクラスターログの表示
ロギングサブシステムには、収集されたログデータを視覚化するための Web コンソールが含まれています。現時点で、OpenShift Container Platform では、可視化できるように Kibana コンソールをデプロイします。
ログビジュアライザーを使用して、データで以下を実行できます。
- Discover タブを使用してデータを検索し、参照します。
- Visualize タブを使用してデータのグラフを表示し、データをマップします。
- Dashboard タブを使用してカスタムダッシュボードを作成し、表示します。
Kibana インターフェイスの使用および設定は、このドキュメントでは扱いません。詳細については、Kibana ドキュメント を参照してください。
監査ログは、デフォルトでは内部 OpenShift Container Platform Elasticsearch インスタンスに保存されません。Kibana で監査ログを表示するには、ログ転送 API を使用して、監査ログの default
出力を使用するパイプラインを設定する必要があります。
10.1. Kibana インデックスパターンの定義 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
インデックスパターンは、可視化する必要のある Elasticsearch インデックスを定義します。Kibana でデータを確認し、可視化するには、インデックスパターンを作成する必要があります。
前提条件
Kibana で infra および audit インデックスを表示するには、ユーザーには
cluster-admin
ロール、cluster-reader
ロール、または両方のロールが必要です。デフォルトのkubeadmin
ユーザーには、これらのインデックスを表示するための適切なパーミッションがあります。default
、kube-
およびopenshift-
プロジェクトで Pod およびログを表示できる場合に、これらのインデックスにアクセスできるはずです。以下のコマンドを使用して、現在のユーザーが適切なパーミッションを持っているかどうかを確認できます。oc auth can-i get pods/log -n <project>
$ oc auth can-i get pods/log -n <project>
Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow 出力例
yes
yes
Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow 注記監査ログは、デフォルトでは内部 OpenShift Container Platform Elasticsearch インスタンスに保存されません。Kibana で監査ログを表示するには、ログ転送 API を使用して監査ログの
default
出力を使用するパイプラインを設定する必要があります。- Elasticsearch ドキュメントは、インデックスパターンを作成する前にインデックス化する必要があります。これは自動的に実行されますが、新規または更新されたクラスターでは数分の時間がかかる可能性があります。
手順
Kibana でインデックスパターンを定義し、ビジュアライゼーションを作成するには、以下を実行します。
-
OpenShift Container Platform コンソールで、Application Launcher
をクリックし、Logging を選択します。
Management
Index Patterns Create index pattern をクリックして Kibana インデックスパターンを作成します。 -
各ユーザーは、プロジェクトのログを確認するために、Kibana に初めてログインする際にインデックスパターンを手動で作成する必要があります。ユーザーは
app
という名前のインデックスパターンを作成し、@timestamp
時間フィールドを使用してコンテナーログを表示する必要があります。 -
管理ユーザーはそれぞれ、最初に Kibana にログインする際に、
@timestamp
時間フィールドを使用してapp
、infra
およびaudit
インデックスのインデックスパターンを作成する必要があります。
-
各ユーザーは、プロジェクトのログを確認するために、Kibana に初めてログインする際にインデックスパターンを手動で作成する必要があります。ユーザーは
- 新規インデックスパターンから Kibana のビジュアライゼーション (Visualization) を作成します。