3.3. ロギングについて理解する
ロギングサブシステムは、次の論理コンポーネントで設定されています。
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Collector
- 各ノードからコンテナーログデータを読み取り、ログデータを設定済みの出力に転送します。 -
Store
- 分析用のログデータを保存します。フォワーダーのデフォルト出力。 -
Visualization
- 保存されたログを検索、クエリー、および表示するためのグラフィカルインターフェイス。
これらのコンポーネントは、Operator とカスタムリソース (CR) YAML ファイルによって管理されます。
Red Hat OpenShift のロギングサブシステムは、コンテナーログとノードログを収集します。これらは次のタイプに分類されます。
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application
- 非インフラストラクチャーコンテナーによって生成されたコンテナーログ。 -
infrastructure
- namespacekube-*
およびopenshift-\*
からのコンテナーログ、およびjournald
からのノードログ。 -
audit
- 有効な場合は、auditd
、kube-apiserver
、openshift-apiserver
、およびovn
からのログ。
ロギングコレクターは、Pod を各 OpenShift Container Platform ノードにデプロイするデーモンセットです。システムおよびインフラストラクチャーのログは、オペレーティングシステム、コンテナーランタイム、および OpenShift Container Platform からの journald ログメッセージによって生成されます。
コンテナーログは、クラスターで実行されている Pod で実行されているコンテナーによって生成されます。各コンテナーは個別のログストリームを生成します。コレクターは、これらのソースからログを収集し、ClusterLogForwarder
カスタムリソースで設定されているように、それらを内部または外部に転送します。