14.3. デプロイメントリソースのプルーニング


使用年数やステータスによりシステムで不要となったデプロイメントに関連付けられたリソースをプルーニングできます。

以下のコマンドは、DeploymentConfig オブジェクトに関連付けられたレプリケーションコントローラーをプルーニングします。

$ oc adm prune deployments [<options>]
注記

Deployment オブジェクトに関連付けられたレプリカセットもプルーニングするには、--replica-sets フラグを使用します。このフラグは、現在テクノロジープレビュー機能です。

表14.2 oc adm prune deployments フラグ
オプション説明

--confirm

ドライランを実行する代わりにプルーニングが実行されることを示します。

--keep-complete=<N>

DeploymentConfig オブジェクトに基づいて、ステータスが Complete でレプリカ数がゼロの最後の N レプリケーションコントローラーを維持します。デフォルトは 5 です。

--keep-failed=<N>

DeploymentConfig オブジェクトに基づいて、ステータスが Failed でレプリカ数がゼロの最後の N レプリケーションコントローラーを維持します。デフォルトは 1 です。

--keep-younger-than=<duration>

現在の時間との対比で <duration> 未満の新しいレプリケーションコントローラーはプルーニングしません。有効な測定単位には、ナノ秒 (ns)、マイクロ秒 (us)、ミリ秒 (ms)、秒 (s)、分 (m)、および時間 (h) が含まれます。デフォルトは 60m です。

--orphans

DeploymentConfig オブジェクトを持たない、ステータスが Complete または Failed で、レプリカ数がゼロのすべてのレプリケーションコントローラーをプルーニングします。

--replica-sets=true|false

true の場合、レプリカセットはプルーニングプロセスに含まれます。デフォルトは false です。

重要

このフラグはテクノロジープレビュー機能です。

手順

  1. プルーニング操作によって削除されるものを確認するには、以下のコマンドを実行します。

    $ oc adm prune deployments --orphans --keep-complete=5 --keep-failed=1 \
        --keep-younger-than=60m
  2. 実際に prune 操作を実行するには、--confirm フラグを追加します。

    $ oc adm prune deployments --orphans --keep-complete=5 --keep-failed=1 \
        --keep-younger-than=60m --confirm
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