5.6. ユーザー定義プロジェクトのモニタリングの無効化
ユーザー定義プロジェクトのモニタリングを有効にした後に、クラスターモニタリング ConfigMap
オブジェクトに enableUserWorkload: false
を設定してこれを再度無効にできます。
または、enableUserWorkload: true
を削除して、ユーザー定義プロジェクトのモニタリングを無効にできます。
手順
cluster-monitoring-config
ConfigMap
オブジェクトを編集します。$ oc -n openshift-monitoring edit configmap cluster-monitoring-config
data/config.yaml
でenableUserWorkload:
をfalse
に設定します。apiVersion: v1 kind: ConfigMap metadata: name: cluster-monitoring-config namespace: openshift-monitoring data: config.yaml: | enableUserWorkload: false
- 変更を適用するためにファイルを保存します。ユーザー定義プロジェクトのモニタリングは自動的に無効になります。
prometheus-operator
、prometheus-user-workload
およびthanos-ruler-user-workload
Pod がopenshift-user-workload-monitoring
プロジェクトで終了していることを確認します。これには少し時間がかかる場合があります。$ oc -n openshift-user-workload-monitoring get pod
出力例
No resources found in openshift-user-workload-monitoring project.
openshift-user-workload-monitoring
プロジェクトの user-workload-monitoring-config
ConfigMap
オブジェクトは、ユーザー定義プロジェクトのモニタリングが無効にされている場合は自動的に削除されません。これにより、ConfigMap
で作成した可能性のあるカスタム設定を保持されます。