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See documentation for the latest supported version 3 or the latest supported version 4.7.7. 容認を使用した OpenShift Logging Pod 配置の制御
taint と toleration を使用することで、ロギングシステム pod が特定のノードで実行され、その他のワークロードがそれらのノードで実行されないようにします。
テイントおよび容認は、単純な key:value のペアです。ノードのテイントはノードに対し、テイントを容認しないすべての Pod を拒否するよう指示します。
key は最大 253 文字までの文字列で、value は最大 63 文字までの文字列になります。文字列は文字または数字で開始する必要があり、文字、数字、ハイフン、ドットおよびアンダースコアを含めることができます。
toleration のあるサンプルロギングサブシステム CR
7.7.1. 容認を使用したログストア Pod の配置の制御 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
ログストア Pod が実行するノードを制御し、Pod の容認を使用して他のワークロードがそれらのノードを使用しないようにできます。
ClusterLogging カスタムリソース (CR) を使用して容認をログストア Pod に適用し、テイントをノード仕様でノードに適用します。ノードのテイントは、テイントを容認しないすべての Pod を拒否するようノードに指示する key:value pair です。他の Pod にはない特定の key:value ペアを使用することで、ログストア Pod のみがそのノード上で実行されるようにできます。
デフォルトで、ログストア Pod には以下の容認があります。
tolerations: - effect: "NoExecute" key: "node.kubernetes.io/disk-pressure" operator: "Exists"
tolerations:
- effect: "NoExecute"
key: "node.kubernetes.io/disk-pressure"
operator: "Exists"
前提条件
- Red Hat OpenShift Logging および Elasticsearch Operators がインストールされている必要があります。
手順
以下のコマンドを使用して、OpenShift Logging Pod をスケジュールするノードにテイントを追加します。
oc adm taint nodes <node-name> <key>=<value>:<effect>
$ oc adm taint nodes <node-name> <key>=<value>:<effect>Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow 以下に例を示します。
oc adm taint nodes node1 elasticsearch=node:NoExecute
$ oc adm taint nodes node1 elasticsearch=node:NoExecuteCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow この例では、テイントをキー
elasticsearch、値node、およびテイントの効果NoExecuteのあるnode1に配置します。NoExecuteeffect のノードは、テイントに一致する Pod のみをスケジュールし、一致しない既存の Pod を削除します。ClusterLoggingCR のlogstoreセクションを編集し、Elasticsearch Pod の容認を設定します。Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow
この容認は、oc adm taint コマンドで作成されたテイントと一致します。この容認のある Pod は node1 にスケジュールできます。
7.7.2. 容認を使用したログビジュアライザー Pod の配置の制御 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
ログビジュアライザー Pod が実行されるノードを制御し、Pod の容認を使用して他のワークロードがそれらのノードを使用しないようにできます。
ClusterLogging カスタムリソース (CR) を使用して容認をログビジュアライザー Pod に適用し、テイントをノード仕様でノードに適用します。ノードのテイントは、テイントを容認しないすべての Pod を拒否するようノードに指示する key:value pair です。他の Pod にはない特定の key:value ペアを使用することで、Kibana Pod のみをそのノード上で実行できます。
前提条件
- Red Hat OpenShift Logging および Elasticsearch Operators がインストールされている必要があります。
手順
以下のコマンドを使用して、ログビジュアライザー Pod をスケジュールする必要のあるノードにテイントを追加します。
oc adm taint nodes <node-name> <key>=<value>:<effect>
$ oc adm taint nodes <node-name> <key>=<value>:<effect>Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow 以下に例を示します。
oc adm taint nodes node1 kibana=node:NoExecute
$ oc adm taint nodes node1 kibana=node:NoExecuteCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow この例では、テイントをキー
kibana、値node、およびテイントの効果NoExecuteのあるnode1に配置します。NoExecuteテイント effect を使用する必要があります。NoExecuteは、テイントに一致する Pod のみをスケジュールし、一致しない既存の Pod を削除します。ClusterLoggingCR のvisualizationセクションを編集し、Kibana Pod の容認を設定します。Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow
この容認は、oc adm taint コマンドで作成されたテイントと一致します。この容認のある Pod は、node1 にスケジュールできます。
7.7.3. 容認を使用したログコレクター Pod 配置の制御 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
ロギングコレクター Pod が実行するノードを確認し、Pod の容認を使用して他のワークロードがそれらのノードを使用しないようにできます。
容認を ClusterLogging カスタムリソース (CR) でロギングコレクター Pod に適用し、テイントをノード仕様でノードに適用します。テイントおよび容認を使用すると、Pod がメモリーや CPU などの問題によってエビクトされないようにできます。
デフォルトで、ロギングコレクター Pod には以下の容認があります。
tolerations: - key: "node-role.kubernetes.io/master" operator: "Exists" effect: "NoExecute"
tolerations:
- key: "node-role.kubernetes.io/master"
operator: "Exists"
effect: "NoExecute"
前提条件
- Red Hat OpenShift Logging および Elasticsearch Operators がインストールされている必要があります。
手順
以下のコマンドを使用して、ロギングコレクター Pod がロギングコレクター Pod をスケジュールする必要のあるノードにテイントを追加します。
oc adm taint nodes <node-name> <key>=<value>:<effect>
$ oc adm taint nodes <node-name> <key>=<value>:<effect>Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow 以下に例を示します。
oc adm taint nodes node1 collector=node:NoExecute
$ oc adm taint nodes node1 collector=node:NoExecuteCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow この例では、テイントをキー
collector、値node、およびテイント effectNoExecuteのあるnode1に配置します。NoExecuteテイント effect を使用する必要があります。NoExecuteは、テイントに一致する Pod のみをスケジュールし、一致しない既存の Pod を削除します。ClusterLoggingカスタムリソース (CR) のcollectionスタンザを編集して、ロギングコレクター Pod の容認を設定します。Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow
この容認は、oc adm taint コマンドで作成されたテイントと一致します。この容認のある Pod は、node1 にスケジュールできます。