5.14. IBM VPC Block CSI Driver Operator
5.14.1. 概要
OpenShift Container Platform は、IBM Virtual Private Cloud (VPC) Block Storage の Container Storage Interface (CSI) ドライバーを使用して、永続ボリューム (PV) をプロビジョニングできます。
CSI Operator およびドライバーを使用する場合、永続ストレージ および CSI ボリュームの設定 について理解しておくことが推奨されます。
IBM VPC Block ストレージアセットにマウントする CSI でプロビジョニングされた永続ボリューム (PV) を作成するには、OpenShift Container Platform は、デフォルトで IBM VPC Block CSI Driver Operator および IBM VPC Block CSI ドライバーを openshift-cluster-csi-drivers
namespace にインストールします。
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IBM VPC Block CSI Driver Operator は、永続ボリューム要求 (PVC) の作成に使用できる異なるレイヤー用に、
ibmc-vpc-block-10iops-tier
(デフォルト)、ibmc-vpc-block-5iops-tier
、およびibmc-vpc-block-custom
という 3 つのストレージクラスを提供します。IBM VPC Block CSI Driver Operator は、ストレージボリュームをオンデマンドで作成できるようにすることで動的なボリュームプロビジョニングをサポートするので、クラスター管理者はストレージを事前にプロビジョニングする必要がありません。 - IBM VPC Block CSI ドライバー を使用すると、IBM VPC Block PV を作成し、マウントできます。
5.14.2. CSI について
ストレージベンダーはこれまで Kubernetes の一部としてストレージドライバーを提供してきました。Container Storage Interface (CSI) の実装では、サードパーティーのプロバイダーは、コア Kubernetes コードを変更せずに標準のインターフェイスを使用してストレージプラグインを提供できます。
CSI Operator は、in-tree (インツリー) ボリュームプラグインでは不可能なボリュームスナップショットなどのストレージオプションを OpenShift Container Platform ユーザーに付与します。
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