3.3. AWS のポートの有効化


AWS で実行されるピア Pod との内部通信を許可するには、ポート 15150 および 9000 を有効にする必要があります。

前提条件

  • OpenShift sandboxed containers Operator をインストールしている。
  • AWS コマンドラインツールがインストールされている。
  • cluster-admin ロールを持つユーザーとしてクラスターにアクセスできる。

手順

  1. OpenShift Container Platform クラスターにログインし、インスタンス ID を取得します。

    $ INSTANCE_ID=$(oc get nodes -l 'node-role.kubernetes.io/worker' \
      -o jsonpath='{.items[0].spec.providerID}' | sed 's#[^ ]*/##g')
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  2. AWS リージョンを取得します。

    $ AWS_REGION=$(oc get infrastructure/cluster -o jsonpath='{.status.platformStatus.aws.region}')
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  3. セキュリティーグループ ID を取得し、配列に保存します。

    $ AWS_SG_IDS=($(aws ec2 describe-instances --instance-ids ${INSTANCE_ID} \
      --query 'Reservations[*].Instances[*].SecurityGroups[*].GroupId' \
      --output text --region $AWS_REGION))
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  4. 各セキュリティーグループ ID について、ピア Pod シムが kata-agent 通信にアクセスできるように承認し、ピア Pod トンネルを設定します。

    $ for AWS_SG_ID in "${AWS_SG_IDS[@]}"; do \
      aws ec2 authorize-security-group-ingress --group-id $AWS_SG_ID --protocol tcp --port 15150 --source-group $AWS_SG_ID --region $AWS_REGION; \
      aws ec2 authorize-security-group-ingress --group-id $AWS_SG_ID --protocol tcp --port 9000 --source-group $AWS_SG_ID --region $AWS_REGION; \
    done
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これでポートが有効になりました。

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