4.12. OpenShift sandboxed containers のワークロードの設定


OpenShift sandboxed containers のワークロードを設定するには、次の Pod テンプレートオブジェクトのランタイムクラスとして kata-remote を設定します。

  • Pod オブジェクト
  • ReplicaSet オブジェクト
  • ReplicationController オブジェクト
  • StatefulSet オブジェクト
  • Deployment オブジェクト
  • DeploymentConfig オブジェクト
重要

Operator namespace にワークロードをデプロイしないでください。これらのリソース専用の namespace を作成します。

YAML ファイルにアノテーションを追加することで、config map で定義したデフォルトのインスタンスサイズを使用してワークロードをデプロイするかどうかを定義できます。

インスタンスサイズを手動で定義しない場合は、使用可能なメモリーに基づいて自動インスタンスサイズを使用するようにアノテーションを追加できます。

前提条件

  • KataConfig カスタムリソース (CR) を作成している。

手順

  1. 次の例のように、各 Pod テンプレート化されたワークロードオブジェクトのマニフェストに spec.runtimeClassName: kata-remote を追加します。

    apiVersion: v1
    kind: <object>
    # ...
    spec:
      runtimeClassName: kata-remote
    # ...
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  2. オプション: 手動で定義したインスタンスサイズを使用するには、次のアノテーションを追加し、config map で定義したインスタンスサイズを指定します。

    apiVersion: v1
    kind: <object>
    metadata:
      annotations:
        io.katacontainers.config.hypervisor.machine_type: <machine_type>
    # ...
    Copy to Clipboard Toggle word wrap
  3. オプション: 自動インスタンスサイズを使用するには、次のアノテーションを追加します。

    apiVersion: v1
    kind: <Pod>
    metadata:
      annotations:
        io.katacontainers.config.hypervisor.default_vcpus: <vcpus>
        io.katacontainers.config.hypervisor.default_memory: <memory>
    # ...
    Copy to Clipboard Toggle word wrap

    ワークロードは、使用可能なメモリーの量に基づいて自動インスタンスサイズで実行されます。

  4. 次のコマンドを実行して、変更をワークロードオブジェクトに適用します。

    $ oc apply -f <object.yaml>
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    OpenShift Container Platform はワークロードオブジェクトを作成し、スケジュールを開始します。

検証

  • Pod テンプレートオブジェクトの spec.runtimeClassName フィールドを検査します。値が kata-remote の場合、ワークロードは OpenShift sandboxed containers 上で実行されています。
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