9.2. ブローカーで接続の Time to Live (TTL) を設定する


クライアントが独自の接続 TTL を指定しないようにするには、ブローカー側でグローバル値を設定します。これは、ブローカー設定で connection-ttl-override 要素を指定して実行できます。

接続の TTL 違反をチェックするロジックが、connection-ttl-check-interval 要素で指定した間隔で実行されます。

手順

  1. 以下の例のように、<broker_instance_dir>/etc/broker.xml を編集し、connection-ttl-override 設定要素を追加して Time to Live の値を指定します。

    <configuration>
     <core>
      ...
      <connection-ttl-override>30000</connection-ttl-override> //
      <connection-ttl-check-interval>1000</connection-ttl-check-interval> //
      ...
     </core>
    </configuration>
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    connection-ttl-override
    すべての接続に対するグローバルの TTL。この例では、TTL は 30000 ミリ秒に設定されています。デフォルト値は -1 で、クライアントが独自の TTL を設定できるようにします。
    connection-ttl-check-interval
    デッド接続のチェック間隔。この例では、間隔は 1000 ミリ秒に設定されています。デフォルトでは、チェックは 2000 ミリ秒ごとに行われます。

関連情報

  • デッド接続を検出する AMQ Core Protocol JMS クライアントを設定する方法は、AMQ Core Protocol JMS ドキュメントの デッド接続の検出 を参照してください。
  • AMQ Core Protocol JMS クライアントで接続の存続時間を設定する方法は、AMQ Core Protocol JMS ドキュメントの 存続期間の設定 を参照してください。
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