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4.7. RHEL for Edge イメージの作成

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ISO を作成するには、以下の手順を使用します。RHEL for Edge Installer イメージは、実行中のコンテナーからコミットをプルし、埋め込みの rpm-ostree コミットを使用するように設定されたキックスタートファイルを持つ、インストール可能なブート ISO を作成します。

前提条件

  • ビルドホストが Image Builder のシステム要件を満たしている。
  • Image Builder と composer-cli ツールをインストールしてセットアップしている。
  • ビルドホストへの root ユーザーアクセス権がある。
  • podman ツールがインストールされている。

手順

  1. 以下のコマンドを実行して ostree コンテナーイメージビルドを開始します。

    $ BUILDID=$(sudo composer-cli compose start-ostree --ref "rhel/{op-system-version-major}/$(uname -m)/edge" <microshift_blueprint> edge-container | awk '{print $2}') 1
    1
    <microshift_blueprint> をブループリントの名前に置き換えます。

    このコマンドは、監視対象のビルドの ID (ID) も返します。

  2. 次のコマンドを実行して、ビルドのステータスを定期的に確認できます。

    $ sudo composer-cli compose status

    実行中のビルドの出力例

    ID                                     Status     Time                     Blueprint                 Version   Type               Size
    cc3377ec-4643-4483-b0e7-6b0ad0ae6332   RUNNING    Wed Jun 7 12:26:23 2023  microshift_blueprint      0.0.1     edge-container

    完了したビルドの出力例

    ID                                     Status     Time                      Blueprint              Version   Type               Size
    cc3377ec-4643-4483-b0e7-6b0ad0ae6332   FINISHED   Wed Jun 7 12:32:37 2023   microshift_blueprint   0.0.1     edge-container

    注記

    起動および停止方法を理解している場合は、watch コマンドを使用してビルドを監視できます。

  3. ID を使用してコンテナーイメージをダウンロードし、次のコマンドを実行して、使用可能なイメージを取得します。

    $ sudo composer-cli compose image ${BUILDID}
  4. 次のコマンドを実行して、ダウンロードしたコンテナーイメージの所有権を現在のユーザーに変更します。

    $ sudo chown $(whoami). ${BUILDID}-container.tar
  5. 次のコマンドを実行して、現在のユーザーの読み取り権限をイメージに追加します。

    $ sudo chmod a+r ${BUILDID}-container.tar
  6. 以下の手順を実行して、ostree コンテナーイメージが ISO ビルドで使用されるようにポート 8085 でサーバーをブートストラップします。

    1. 次のコマンドを実行して、IMAGEID 変数の結果を取得します。

      $ IMAGEID=$(cat < "./${BUILDID}-container.tar" | sudo podman load | grep -o -P '(?<=sha256[@:])[a-z0-9]*')
    2. IMAGEID 変数の結果をもとに、以下のコマンドを実行して podman コマンドを実行します。

      $ sudo podman run -d --name=minimal-microshift-server -p 8085:8080 ${IMAGEID}

      このコマンドは、監視用に IMAGEID 変数に保存されているコンテナーの ID も返します。

  7. 次のコマンドを実行して、インストーラーブループリントファイルを生成します。

    cat > microshift-installer.toml <<EOF
    name = "microshift-installer"
    
    description = ""
    version = "0.0.0"
    modules = []
    groups = []
    packages = []
    EOF
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