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6.2. MicroShift ヘルスチェックスクリプト

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40_microshift_running_check.sh ヘルスチェックスクリプトは、コア MicroShift サービスの検証のみを実行します。カスタマイズしたワークロードのヘルスチェックスクリプトを greenboot ディレクトリーにインストールして、システムの更新後にアプリケーションが正常に動作するようにします。スクリプトはアルファベット順に実行されます。

次の表に、MicroShift ヘルスチェックを示します。

表6.1 MicroShift の検証ステータスと結果
検証PassFail

スクリプトが root 権限で実行されることを確認する

次の手順

exit 0

microshift.service が有効になっていることを確認する

次の手順

exit 0

microshift.service がアクティブになるのを待つ (!failed)

次の手順

exit 1

Kubernetes API ヘルスエンドポイントが機能し、トラフィックを受信するまで待つ

次の手順

exit 1

任意の Pod が開始するのを待つ

次の手順

exit 1

コア namespace ごとに、イメージがプルされるのを待つ

次の手順

exit 1

コア namespace ごとに、Pod の準備が整うまで待つ

次の手順

exit 1

コア namespace ごとに、Pod が再起動していないかどうかを確認する

exit 0

exit 1

6.2.1. 検証待機期間

各検証の待機時間は、デフォルトで 5 分です。待機期間の後、検証が成功しなかった場合は、失敗が宣言されます。この待機期間は、検証ループで起動するたびに基本待機期間だけ増加します。

  • /etc/greenboot/greenboot.conf 設定ファイルで MICROSHIFT_WAIT_TIMEOUT_SEC 環境変数を設定することにより、基本時間の待機期間をオーバーライドできます。たとえば、MICROSHIFT_WAIT_TIMEOUT_SEC=180 のように値を 180 秒にリセットすることで、待機時間を 3 分に変更できます。
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