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4.5. ロギングおよびデバッグ出力の調整

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設定手順を完了したら、ログの出力を確認して、ニーズを満たしていることを確認してください。デフォルトでは、Ceph デーモンは journald にログを記録し、journalctl コマンドを使用してログを表示できます。または、Ceph デーモンは /var/log/ceph/CEPH_CLUSTER_ID/ ディレクトリーにあるファイルにログを記録することもできます。

重要

詳細なロギングは、1 時間あたり 1 GB を超えるデータを生成することができます。このタイプのログは、オペレーティングシステムのディスクを満杯にして、オペレーティングシステムの機能を停止させる可能性があります。

前提条件

  • 稼働中の Red Hat Ceph Storage クラスターがある。
  • Ceph Object Gateway ソフトウェアのインストール。

手順

  1. Ceph Object Gateway のロギングの出力を増やすには、以下のパラメーターを設定します。

    構文

    ceph config set client.rgw debug_rgw VALUE

    [ceph: root@host01 /]# ceph config set client.rgw debug_rgw 20

    1. 起動時にこれらの設定を変更することもできます。

      構文

      ceph --admin-daemon /var/run/ceph/ceph-client.rgw.NAME.asok config set debug_rgw VALUE

      [ceph: root@host01 /]# ceph --admin-daemon /var/run/ceph/ceph-client.rgw.rgw.asok config set debug_rgw 20

  2. 必要に応じて、Ceph デーモンを設定して、出力をファイルに記録することができます。log_to_file オプションおよび mon_cluster_log_to_file オプションを true に設定します。

    [ceph: root@host01 /]# ceph config set global log_to_file true
    [ceph: root@host01 /]# ceph config set global mon_cluster_log_to_file true

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