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7.11. 使用方法

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Ceph Object Gateway は、各ユーザーの使用状況をログに記録します。ユーザーの使用状況を日付の範囲内でも追跡できます。

オプションには以下が含まれます。

  • 開始日: --start-date オプションを使用すると、特定の開始日から使用統計をフィルタリングできます (形式: yyyy-mm-dd[HH:MM:SS])。
  • 終了日: --end-date オプションを使用すると、特定の日付までの使用をフィルタリングできます (形式: yyyy-mm-dd[HH:MM:SS])。
  • ログエントリー: --show-log-entries オプションを使用すると、ログエントリーを使用統計に含めるかどうかを指定できます (オプション: true | false)。
注記

分と秒で時間を指定できますが、1 時間分解能で保存されます。

7.11.1. 使用方法の表示

使用状況の統計を表示するには、usage show を指定します。特定のユーザーの使用状況を表示するには、ユーザー ID を指定する必要があります。開始日、終了日、およびログエントリーを表示するかどうかを指定することもできます。

[ceph: root@host01 /]# radosgw-admin usage show \
                --uid=johndoe --start-date=2022-06-01 \
                --end-date=2022-07-01

ユーザー ID を省略することで、すべてのユーザーの使用状況情報の概要も表示できます。

[ceph: root@host01 /]# radosgw-admin usage show --show-log-entries=false

7.11.2. トリムの使用方法

頻繁に使用すると、使用状況のログがストレージスペースを占有し始める可能性があります。すべてのユーザーおよび特定ユーザーの使用状況ログをトリミングできます。トリム操作の日付範囲を指定することもできます。

[ceph: root@host01 /]# radosgw-admin usage trim --start-date=2022-06-01 \
                    --end-date=2022-07-31

[ceph: root@host01 /]# radosgw-admin usage trim --uid=johndoe
[ceph: root@host01 /]# radosgw-admin usage trim --uid=johndoe --end-date=2021-04-31

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