13.2. CephFS サブボリュームグループの設定
ストレージ管理者は、Red Hat Ceph Storage Dashboard で Ceph File System (CephFS) サブボリュームグループを設定できます。
13.2.1. CephFS サブボリュームグループの作成
ダッシュボードでサブボリュームを作成するサブボリュームグループを作成できます。サブボリュームグループを使用して、サブボリュームのセットにポリシーを適用することもできます。
前提条件
- Ceph File System がデプロイされている稼働中の Red Hat Ceph Storage クラスター。
手順
- ダッシュボードのナビゲーションから、File > File Systems に移動します。
- リストされたボリュームから、サブボリュームを作成する行を選択し、行を展開します。
- Subvolume groups タブで 'Create' をクリックし、サブボリュームグループを作成します。
Create Subvolume group ウィンドウで、次のパラメーターを入力します。
- Name: サブボリュームグループの名前を設定します。
- Volume name: 正しいボリューム名が選択されていることを確認します。
- Size: サブボリュームグループのサイズを設定します。空白のままにするか、0 を入力すると、デフォルトでサイズは無限に設定されます。
- Pool: サブボリュームグループのプールを設定します。デフォルトでは、親ディレクトリーの data_pool_layout が選択されます。
- uid: サブボリュームグループの UID を設定します。
- GID: サブボリュームグループの GID を設定します。
- Mode: ディレクトリーの権限を設定します。デフォルトでは、モードは 755 (rwxr-xr-x) です。
Create Subvolume group をクリックします。
サブボリュームグループが正常に作成されたことを示す通知。
13.2.2. CephFS サブボリュームグループの編集
ダッシュボードでサブボリュームグループを編集できます。
前提条件
- Ceph File System がデプロイされている稼働中の Red Hat Ceph Storage クラスター。
手順
- ダッシュボードのナビゲーションから、File > File Systems に移動します。
- リストされたボリュームから、サブボリュームを編集する行を選択し、行を展開します。
- Subvolume groups タブで、編集するグループが含まれる行を選択します。
- Edit をクリックしてサブボリュームグループを編集します。
Edit Subvolume group ウィンドウで、必要なパラメーターを編集し、Edit Subvolume group をクリックします。
サブボリュームグループが正常に編集されたことを示す通知が表示されます。
13.2.3. CephFS サブボリュームグループの削除
Red Hat Ceph Storage ダッシュボードで Ceph File System (CephFS) サブボリュームグループを削除できます。
サブボリュームグループを削除する前に、サブボリュームグループ内のサブボリュームを必ず削除してください。
前提条件
- Ceph File System がデプロイされている稼働中の Red Hat Ceph Storage クラスター。
手順
- ダッシュボードのナビゲーションから、File > File Systems に移動します。
- リストされたボリュームから、サブボリュームを削除する行を選択し、行を展開します。
- Subvolume groups タブで、削除するサブボリュームグループを選択し、アクションドロップダウンから Remove をクリックします。
Remove Subvolume group ウィンドウで 'Yes, I am sure' を選択し、Remove Subvolume group をクリックします。
サブボリュームグループが正常に削除されたことを示す通知が表示されます。